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朝ドラ出演の山本舞香、環境が大きく変わった1年にいま「心が安定している」

日刊SPA! / 2024年12月29日 15時51分

◆動物に寄り添うことが、自分の支えになった

――女優業とは別に、10月からはドキュメンタリー『ANOTHER SKY』(日本テレビ)のMCを務めています。今田さんとのお仕事はいかがですか?

山本:ゲストの魅力を引き出すのが本当にお上手な方で、その人の魅力をしっかり引き出しているのを、傍で見ていて「すごいな」といつも感動しています。

私も人間観察が好きなので、ゲストの方の「この人はどういう生き方をしてきて、この場所でこうした感覚、刺激を受けたんだ」といったことを見られるのがすごく楽しいです。同業者じゃない人も多いし、ぱっと見のイメージとはまた違うその人の感性を知ったりできる。人の話をこれだけじっくり聞く機会ってないし、すごく刺激を受けています。

――現在、ほかにも興味を持っていることはありますか?

山本:あと3年で30歳。焦っているわけじゃないけれど、以前からやりたかった保護施設を作るという夢のことも考えると、時間がないなと感じています。

――犬の保護施設ですか?

山本:犬も猫も。私は猫アレルギーなんですけど、でも犬も猫も、ほかの動物たちのことも考えた、その子たちが幸せに過ごせる保護施設を作りたくて。

――どうして動物や保護施設に興味を持つようになったのでしょう。

山本:10代前半でデビューして、仕事をしてきました。自分が思っていることをうまく言えない時期もありました。そんなときに、動物に支えられたんです。動物は言葉が喋れない分、何がしたいのか、怖いのか、痛いのか、お腹が空いているのか、こちらが察してあげる必要がある。

「この子たちも、自分と同じように、言葉にできないけれどいろいろ思っているんだな」と重ねてしまうところもありましたし、私が汲み取ってあげなきゃいけないと感じました。

もともと子どもの頃から犬がいる生活ではあったんですけど、20歳から自分でワンちゃんを飼って一緒に生活するようになって、寄り添うことが、自分自身の大きな支えになりました。

――今年、フレンチブルドックのサニーちゃんが新しく家族に加わったとか。現在は3匹飼われているのですか?

山本:4匹です。サニーとシュリとレニと、あとミアという子がいます。ただ母が溺愛していて、実家にいる子もいます。

◆縁を大事に、芝居の仕事をしっかりやり遂げたい

――ところでSNSが盛んな今、応援だけではない、いろんな声が簡単に入ってきます。そうした言葉にも以前から「平気だ」とコメントしていることが多いですが、正直、平気ではないときもあったのでは?

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