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人生初のラブホテルは“熟女キャバ嬢”と…風呂場で起こった地獄の攻防戦とは?――仰天ニュース傑作選

日刊SPA! / 2024年12月31日 15時44分

◆貞操の危機を感じて風呂場に逃げる

 ふたりは店を出てコンビニで酒を買い、適当なホテルの空いている部屋に入った。

「こんな感じなのか~と部屋の中をきょろきょろ見ていたら、桃ちゃんが『疲れてるでしょ?お互い化粧落とそうよ。お風呂入っておいで』と言うんです。何の疑いも持たないままシャワーを浴びに行き、ガウンを着て部屋に戻りました。すると彼女が『すっぴんは男の子なんだね』とスマホを向けてきたんですが……様子が明らかにおかしくて。腰がへこへこと動いているし、息は荒いし。完全に“その気”になっていました」

 顔を赤くしながら腰を揺らめかせ、何枚も写真を撮る桃さん。彼女の様子に「ヤバイ!」と感じて距離を取るも、じりじりと近づいてきたという。

「いよいよ『ねぇ、しようよ』と言われたので、『しないって言ったでしょ!!』って突っぱねました。言い合いが続いているうちに貞操の危機を感じたので、風呂場に逃げて籠城を決め込んだんです」

 風呂場のドアを閉めて立てこもった闇鍵さん。「出てきてほしい」と懇願する桃さん。地獄の攻防戦が始まった。

「ドアに鍵なんてないので、一生懸命押さえて開かないようにして。最初は彼女も力づくで開けようとしていましたが、だんだん疲れてきたのか、ドア越しに僕を呼ぶ声が弱々しくなりました。そこを見計らって『何もしないと誓え!!』と叫ぶと、『襲わないと誓うから出てきて!』と。『本当だな!? 本当に襲わないな!?』と念を押してから、やっと部屋に戻りましたよ」

 決死のやり取りに疲れたのか、その後の桃さんは大人しかった。「電車が動いたみたいだから」と出ていく彼女の背中を見送り、闇鍵さんはひとりでラブホを満喫して帰ったそうだ。

◆やりとりを“実況”されていたと発覚

 その後、桃さんは気まずさからBARには姿を見せず……なんてことはなく、この出来事をきっかけに、ふたりの友情はなぜか深まったのだとか。

「他のお客さんにイタズラを仕掛けて遊ぶようになったり、僕が別の店に移ったときもわざわざ来てくれたり。去年僕が間違えてLINEを消してしまうまでは連絡を取っていました」

 いい話で終わるかと思いきや、じつは“後日談”があった。

「数年後、飲みに入った店で、同年代の男性と喧嘩になりました。なんやかんやあって彼と仲良くなったんですが……そいつの母親が、例の熟女キャバクラで働いていた人でした。もちろん僕も知っている人です。世間の狭さに驚きましたね」

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