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帰省したら実家は“地獄”。母親から「アンタ、何しに帰ってきたのよ」――仰天ニュース傑作選

日刊SPA! / 2025年1月5日 8時44分

帰省したら実家は“地獄”。母親から「アンタ、何しに帰ってきたのよ」――仰天ニュース傑作選

※写真はイメージです。

過去5万本の記事より大反響だった話をピックアップ!(初公開2023年1月7日 記事は取材時の状況) *  *  *

 年末年始、駅や空港では多くの人が行き交っている。そんな中、久々の帰省をしたにもかかわらず「帰らなければよかった」と後悔する人もいる。

◆“土産話”のない帰省はツラい

「来年からは土産話がないときは帰省するのをやめようと思いました。地獄ですね」と苦笑いするのは、松野俊介さん(27歳・仮名)だ。正月休みに実家に帰ったそうだが、一体なにがあったんだろうか?

「話です! 土産話! 手土産や姪っ子・甥っ子へのお年玉はもちろん持参したんですが、僕自身の土産話がひとつもなかったんで……」

 松野さんのいう“土産話”とは、昇進や結婚など、自身のおめでたい話のこと。

「ただ正月休みだから帰っただけなのに『結婚は?』『恋人は?』『昇進は?』『ボーナスは?』と親や親戚からの質問がすごい。結婚の予定もないし、恋人もいないし、うちの会社は1年毎に昇進とかないし……」

◆「アンタ、何しに帰ってきたのよ」

 質問責めに対して松野さんが「特に何もないよ」と答えると、母親が不思議そうな顔をして「アンタ、じゃあ何しに帰ってきたのよ」。

「何しにって(苦笑)。親にも頼らず東京で頑張って働いてる息子が正月に帰ってきただけで良くない? って思いました。田舎だからか地元に残った僕の同級生たちは結婚したり、子供が生まれたり、家を建てたり、そんな話がすぐ耳に入るんですよね。だから何もないとガッカリするっていう気持ちはわからなくもないんですけど」

 松野さんは、もしも来年とくに土産話がなければ帰省自体しない予定だという。

◆田舎の嫁姑問題は面倒くさい

 都内でジュエリーデザイナーをしている嵜本アリサさん(29歳・仮名)も、今回の帰省で「懲りた」と言う。

「私は兄が2人いる3人兄弟の末っ子なんです。お兄ちゃん2人はもう結婚していて、長男が実家で同居、次男が車で30分くらいのところに住んでいて、お正月は実家にみんなで集まるんです」

 仕事納めをして帰省したというが、あまりの居心地の悪さに予定より早く東京に戻ったという。

「とにかく義理の姉達の当たりがキツい!『東京からお忙しいのにわざわざ帰ってきてくれてありがとうございます』『新幹線代高いから無理しなくてもよかったのに』とか、あんまり歓迎されている感じがしないんですよね。大人がひとり増えるだけでも食事や布団の用意をするのが大変だから『お世話になります』と一応、頭を下げましたけど……」

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