「dポイント」有効期限が大幅変更へ。2025年「“見逃したら損をする”ポイ活ニュース」を節約プロが解説

　なお、「dポイントを送る」機能もリニューアル予定です。今まではd払いアプリからdポイントを送ることができていましたが、7月からはd払いアプリ以外に「dポイントクラブ」からでも送ることができるようになり、さらに毎月決まったポイント数を自動で送る機能も追加されます。

◆Suicaが大幅リニューアル予定

　Suicaも今年から順次大幅なリニューアルがされていく予定です。まずは今年の3月から、長野県でSuicaが使える駅が拡大されます。

　そして今は2万円までしかSuicaでは買い物ができませんが、2026年秋頃からSuicaにコード決済機能が搭載され、2万円以上の買い物もできるようになるのです。

　また現在、東日本管内でもエリアが異なるとSuicaでは乗ることができません。例えば首都圏エリアでSuicaで改札に入って、仙台エリアで出るということができないのですが、2027年春頃に東日本エリアが1つになり、どこでもSuicaで乗り降りすることができるようになります。

◆10年以内に「タッチ不要」になる予定

　なお、少し先の話になりますが、今後10年以内にはウォークスルー機能が導入される予定です。今は改札にSuicaをタッチして入場していますが、位置情報を使うことによって改札にタッチすることなく電車に乗り降りができるというのです。ほかにもいろいろとSuicaに機能が追加されていく予定です。

　dポイントのルール変更はdポイントの使い勝手をよくし、ドコモ経済圏のユーザーが増えていくことでしょう。JRE経済圏は昨年JRE BANKが誕生したり、今年からのSuicaの大改革など、これからさらに発展していくと思います。

　そのほか楽天経済圏では楽天ポイント進呈率がアップする「楽天トラベル ボーナスプログラム」が昨年11月に強化されました。

　今後、各経済圏がサービスをより強化していくと予想されます。そして、新しいサービスが始まるときに注目したいのがキャンペーンの開催です。今年も多くのお得なキャンペーンが開催されると思いますので、しっかりとチェックして見逃さないようにしましょう。

【井上ポイント】
1983年、東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒。極度の節約好きで、ポイントやキャンペーン情報に精通するお笑い芸人。著書に『お得生活！ お金がなくても人生100倍楽しめる！』。ブログ「いの得ブログ」、ユーチューブ「いの得ちゃんねる」にて日々、お得情報を配信中（Twitterアカウント:@InoueJuniti）

―［お笑い節約道場］―