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東京に疲れて“東北に移住した”20代女性の後悔。憧れの仕事で「月6万円」しか稼げず…

日刊SPA! / 2025年1月9日 15時52分

◆スナックの同僚にありもしないデマを吹聴され…

「いきなりキャバクラで働くのも嫌で、まずはライトなスナックからはじめました。サイトで求人を出していた駅前のスナックに働きはじめて、時給は2000円からスタート。1日働いて1万円稼げる計算で、10日間通うことになったんです」

生まれて初めての夜職ながら、会社勤めのストレスに比べたら楽だと、やる気に満ち溢れていたとのこと。しかし、待ち受けていたのは同僚からの陰湿ないじめだった。

「東京から来た自分が気に入らなかったのか、同世代のA子が常連客に『田舎の人をバカにしている』と言いふらしていたんです。真っ赤な嘘を真に受けた常連客が、酔っ払った際に私に絡み、罵声を浴びせてきたんです。しかも、私が配信をしていることを知っていたA子は、セクシーな動画の配信で荒稼ぎしていると、ありもしないデマを吹聴して……。私を含めて4人の女の子が働いていたのですが、皆から無視されるようになったんです。なんだか馬鹿らしくなって、そのお店は半年ほどで辞めてしまいました」

◆キャバクラで働くも、疲れすぎて配信ができない

とはいえ、配信だけでは食べられないので仕事を見つけなければいけない。そこで、現在住んでいる県から少し都会の隣県に引っ越しすることを決意。ただ、その行動も裏目に出ることになってしまったそうだ。

「引っ越し先にはしっかりと繁華街もあり、そこそこ稼げる夜職の求人も少なくなかったです。もうスナックはコリゴリなので、心機一転で時給が高いキャバクラにしたんです。そのお店でイジメはないのですが、ただただ仕事がきついんです。スナックだとお酒を作ってカラオケの相手などしていればよかったですが、キャバクラはしっかりと男性に楽しんでもらわないと人気も出ません。結果として月に40万円くらいは稼げるようになったのですが、疲れすぎて休みの日は寝てしまい、ライブ配信や動画の撮影などができなくなってしまった。そもそもキャバ嬢になるために移住したわけではなく、なんのために田舎に住んでいるのかわからない有様です……」

自分がやりたいことを実現するために移住したはずの松岡さん。しかし、生活するための夜職で体力を使い切ってしまい、本末転倒の状況に追い込まれてしまった。

<TEXT/高橋マナブ>

【高橋マナブ】
1979年生まれ。雑誌編集者→IT企業でニュースサイトの立ち上げ→民放テレビ局で番組制作と様々なエンタメ業界を渡り歩く。その後、フリーとなりエンタメ関連の記事執筆、映像編集など行っている

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