レディース総長と付き合った“ごく普通の男性”の末路――仰天ニュース傑作選
日刊SPA! / 2025年1月11日 15時44分
正直、少し嫌な予感はしていたのですが、私としては「深入りするなよ」としか言えない状態でした。
◆レディース総長は恋愛においても「ハンドリングは自分」
これは後から他の編集部員に聞いた話ですが、私が「深入りするなよ」とアドバイスした直後、Aくんはレディース総長と付き合うことになったそうです。
仕事がないときは頻繁に彼女の地元に出かけてデートを繰り返していたとか。しかし、これも後からわかったことなんですが、彼女のお父さんは、なんと某暴力団組織の組長だったのです。もしも変な別れ方をしたらどうなってしまうのか……と思ってしまいますが、まだ20歳そこそこのAくんがそんなことを考えるはずもなく、ラブラブ街道まっしぐら状態だったのです。
みなさんも経験があると思いますが、男女の関係って、ラブラブのときはお互いになんでも受け入れられますが、時間が経つと冷静になって、だんだん嫌な部分が見えてくるようになります。
そうなると、やはりレディース暴走族の頭をはる彼女は自分を貫き、Aくんを振り回すようになっていきます。自分のペースにAくんが合わせてくれないとすぐ喧嘩になって、トラブルが絶えなくなったようです。
Aくんは、完全にイニシアチブを握られてしまったわけです。編集部で仕事をしていても疲れ切った顔をしていました。
結局、付き合って1年も経たないうちに別れてしまい、しばらくしてAくんは編集部にも来なくなってしまいました。組長である彼女のお父さんとのことはその後どうなったのか。Aくんとも連絡が取れなくなってしまったのでわからずじまいになってしまいました。
◆“レディース総長の彼氏”としてうまくいく男性の特徴
以前、「“レディース総長”と付き合う男性に実は共通していた特徴」という記事で詳しくお話しましたが、レディース総長の彼氏は年下が多いんです。
やはり、彼女たちにとっては、自分のペースに合わせてくれる男性=ハンドリングしやすい男性じゃなければ、付き合うのは難しいということなのだと思います。
一方、男性からすると、相当な「広い心と覚悟」をもっていなければ、現役レディース総長との恋愛は長続きしないのです。
もちろん、すべてのレディース総長がそんな性格だったとは言いませんが、当時から「レディースの子たちは結婚するのも早いけど、別れてシングルマザーになる人が多い」という話をよく聞きました。
さて、令和においては、女性の立場が社会的に認められ、男性はそれに準じて女性の気持ちを理解し、お互いを尊重し合うというのがスタンダードになってきました。
もしかすると、今の価値観の男性だったら、昭和や平成の時代にレディース総長と意外にうまくお付き合いできたのかもしれないと思ってしまう今日このごろです。
<文/倉科典仁(大洋図書)>
【倉科典仁(大洋図書)】
伝説のレディース暴走族雑誌『ティーンズロード』をはじめ、改造車だけを扱うクルマ雑誌『VIP club』や特攻服カタログ『BAMBO』、渋谷系ファッション雑誌『MEN’S KNUCKLE』など、数々の不良系雑誌の編集長を務めて社会現象を起こす。現在は、大洋図書発行の実話誌『実話ナックルズ』のYouTubeチャンネル「ナックルズTV」や、ギャル男雑誌『men’s egg』をWebで復活させたYouTubeチャンネル「men’s egg 公式」のプロデューサーとして活躍中。
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