「白目の面積を大きくする整形手術を受けた」37歳女性がお化け屋敷で“驚かせること”に人生を賭けるまで――仰天ニュース傑作選
日刊SPA! / 2025年1月13日 15時45分
「進学校なので、地元・広島大学はもちろん、東京の早慶を目指す子もたくさんいる環境でした。が、私は幼少期から変わらずホラーにのめり込んでいて(笑)。それまで私が体験したお化け屋敷、明らかな機械仕掛けのものが多かったので、『もっと本格的なお化け屋敷を自分で作りたい』という夢がありました。しかし調べた限り、お化け屋敷を作る専門学校のようなものはありませんでした。そのことを進路指導の先生に打ち明けると、先生はこんなふうに言いました。『この夏、エキスポランド(大阪府吹田市)に夏限定のお化け屋敷がオープンするらしいぞ。まずは行ってみろ、話はそれからだ』って(笑)。進学校の生徒がするような相談ではないのに、かなり真正面から答えてくださったその先生のことは、今でもやり取りするくらい信頼をしています」
高校時代の今出氏も今と変わらぬ生粋の行動派。先生の助言通り、夏休みを利用して“視察”に行った。
「そこでみたお化け屋敷は人がきちんと演じていて、しかもコンセプトがしっかりしていたんです。『恐怖を楽しんでもらいたい』という純度の高い思いが伝わってきました」
◆「夢のために家族を捨てるのか?」と父から言われた
だが前述の通りお化け屋敷を制作する専門学校はなく、今出氏はホラーゲームクリエイターになるという夢にシフトチェンジした。ホラー好きが高じて画集なども持っていた氏は、美術にも造詣があった。そこで大学は美術の名門・武蔵野美術大学へ進学することになる。だがここで、問題が起きた。
「良くも悪くもクラシカルな家庭の雰囲気があったので、東京の大学へ行くことに両親はいい顔をしませんでした。結局、散々話し合いをして、ときには怒鳴り合いになり、私は『ホラーゲームを作る』という自分の夢のために実家を離れる選択をしました。
父などは『なんでそんなにホラーばかりに傾倒しているんだ! ゲームという夢のために家族を捨てるのか?』とか言い出したりして。小さい頃のクリスマスプレゼントもホラーゲームだったのに(笑)。そんなわけで、両親がなってほしいと願う娘にはなれませんでした」
◆武蔵美に進学。しかし、わずか3日で…
大反対を押し切って上京した今出氏だが、武蔵野美術大学に通学したのは3日ほど。入学早々にあっさりと辞めたのは、こんな頓狂な理由だ。
「当たり前なんですが、美大のメインは美術なんですよね。ホラーではない。もっとホラーにのめり込みたかった私にとっては、空気感が違ったんです」
この記事に関連するニュース
-
「奇跡の42歳」SNSで話題のセクシー女優は一児の母。仕事のことを知っているのは「一部の家族と友人だけ」
日刊SPA! / 2025年1月13日 15時54分
-
「入れ墨で肌をもっと可愛くしたい」“高校を特待生で卒業した女性”が20歳で入れ墨を彫るまで――仰天ニュース傑作選
日刊SPA! / 2025年1月3日 15時45分
-
“全身刺青”の女性セクシービデオ監督を直撃。刺青が持つ“特殊な機能”と、作品作りに役立つ“豊富な経験”を語ってもらった
日刊SPA! / 2024年12月29日 15時54分
-
「黒いヤツがいる…」出ることで有名なバイト先で起きるホラーな現象の数々…読者からも目撃談が
Woman.excite / 2024年12月23日 16時0分
-
「全身に入れ墨を入れた」21歳女性が語った過去。“オール5”生徒会長の学生時代、少年刑務所…親との関係も告白――仰天ニュース傑作選
日刊SPA! / 2024年12月21日 15時45分
ランキング
-
1一人で暮らす老いた親の「ヒートショック」を防ぐ対策法は?【介護の不安は解消できる】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月13日 9時26分
-
2「ぎっくり腰」経験者の7割近く「2回以上発症」…“発症時の状況”トップは何気ない動作だった
オトナンサー / 2025年1月13日 21時10分
-
3無印良品の「極小カミソリ」の使い勝手が最高。ポーチにひとつ忍ばせておきたいワケ
女子SPA! / 2025年1月13日 15時46分
-
4オフィスの窓から飛び降りて、障がいを負った33歳女性が語った「壮絶半生」と「今、伝えたいこと」
日刊SPA! / 2025年1月13日 8時53分
-
5トヨタ博物館来館者800万人に 達成記念式典、愛知県長久手市
共同通信 / 2025年1月13日 15時42分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください