「一方通行の道で逆走する」80代老人のせいで渋滞に…“作業服姿の男性”がとった行動に心の中で拍手
日刊SPA! / 2025年1月13日 8時54分
この時点で彼の車を先頭に数台が立ち往生するプチ渋滞が発生。だが、ここで後続車から作業服姿の30代半ばくらいの男性が降り、津山さんの車の脇を通り過ぎて軽トラックに近づくと、「早くバックしろよ! ここは一方通行でお前は逆走して道塞いでるんだよ!」と怒鳴ったのだ。
相手ドライバーの高齢男性が返事をしたのかは確認できなかったが、作業員男性はこの後も大声で文句を言い続けるなど完全にブチ切れモード。
すると、ここでようやく状況を理解したのか軽トラックがバックを始め、十字路まで戻ると交差していた側道に入り、ようやく通行可能な状態になった。
◆作業服姿の男性に感謝
「その様子を見て、男性も自分の車に戻ろうとしたため、運転席側の窓からすれ違いざまに『ありがとうございます。助かりました!』とお礼を述べました。でも、そんな風に感謝されるとは思ってなかったんでしょうね。
ついさっきまで怒鳴り声を上げていた人物とは別人のような照れくさそうな表情で会釈していました」
当時は道路の逆走が現在のようにメディアで取り上げられることはなかったが、「最近はニュースでよく逆走する車の映像が流れるので、そのたびにこの出来事を思い出す」と振り返る。
◆数十年後の免許返納について真剣に考えるきっかけに
「自分は間違っていないとの思い込みなのかパニックを起こしているのかはわかりませんが、私のときはまともに取り合ってくれなかった。だから、実体験として話が通じない怖さはありましたね。
私の地元は車がないと不便な地域ですが、それまでは他人事だった老後の免許返納について真剣に考えるきっかけとなった出来事でした。年を取ってああいう風にほかのドライバーに迷惑はかけたくないですから」
道路の逆走は大変危険で、正面衝突になることから命にかかわる大事故になることも。
今回は車幅の狭い道路だったこともあるが、相手が一時停止して事故に至らなかったのは不幸中の幸いだったのかもしれない。
<TEXT/トシタカマサ>
【トシタカマサ】
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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