『うつヌケ』著者・田中圭一を救った最高のカレー「自作カレーが、回復のきっかけになったかも」
日刊SPA! / 2025年1月16日 8時47分
この年末年始にテレビ東京で大量放映されて、高視聴率をマークした『孤独のグルメ』。2025年1月には映画版の公開や、「孤独のグルメ博」の開催、関連本の出版と相次いで“五郎まつり”の様相だが、それだけ人は「一人メシ」に惹かれるのかもしれない。
では、多忙な職業に就くあの人は、仕事終わりにどんな一人メシを決めているのか?食への隠れたこだわりやいかに? こっそり現場を覗いてきた。
◆『うつヌケ』著者が振り返る「自作料理」の成功体験が与えた気づき
食事は心の状態を示すサインの一つだが、孤独に“作る”という行為が精神の回復につながることもある。
漫画『うつヌケ』の著者・田中圭一氏はうつ病時代、外食に行くような元気はなかったが、唯一調子を上げられたのが「カレーを自作する」行為だった。
「何が回復に効くかは人それぞれで、自分にとって最善のチューニング方法を見つけることが重要だと思っています。自分にとっては、最高のカレーを作れたことが小さな成功体験となり、うつという長いトンネルを抜ける一つのきっかけになってくれたのかもしれない、と思っています」
◆田中氏を救った最高のカレーの作り方
そんな、田中氏を救った最高のカレーは、至ってシンプルだ。
「ハウスザ・カリーのルウを使い、規定量の水の代わりに、すりおろしりんご1個+規定量に足りない分の水で置き換えます。具材の人参、玉ねぎ、角煮用の豚バラブロックはあらかじめ炒めてから投入します。市販のルウはすでに完成品なので、大きく手を加える必要はないというのが私の持論です」
うつが寛解した現在、美味しさの感覚が戻り、冬季は自宅での鍋料理が何よりの楽しみだという。
「鍋つゆのポーションをいろいろ食べ比べています。豆乳胡麻だれ、ちゃんこ、寄せ鍋と、自分の好みの変化に気がつくことができ、興味深いですね」
食への小さな創意工夫は、心の栄養にも繋がるのだ。
<取材・文/週刊SPA!編集部>
―[密着ルポ 100%[孤独のグルメ]]―
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
磯山さやか、カミナリ、黒沢かずこら茨城県出身芸能人たちが「シン・いばらき総選挙2024」試食会に登場
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2025年1月27日 15時30分
-
28歳トップキャバ嬢の“孤独のグルメ”に密着「『鮨ちかなり』のウニパフェに惚れちゃった」
日刊SPA! / 2025年1月15日 8時47分
-
ハナコ岡部大の“孤独のグルメ”に密着「三ん寅の味噌ラーメンに、ライスで雑炊っぽくしめるのが自分流です」
日刊SPA! / 2025年1月14日 8時47分
-
猪瀬直樹氏の“孤独のグルメ”に密着。広島風お好み焼き屋の「そば入りデラックス」がお気に入り
日刊SPA! / 2025年1月12日 8時51分
-
『孤独のグルメ』原作者の“リアルな一人メシ”に密着「曇ったプラスチックのコップもまた味があっていい」
日刊SPA! / 2025年1月8日 15時52分
ランキング
-
1夏川りみさん『涙そうそう』との出会い BEGINの歌をテレビで偶然「あの時、飲みに出かけてたら…」【その日その瞬間】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月3日 9時26分
-
2元フジテレビ渡邊渚が“美谷間”披露 PTSD乗り越え初のフォトエッセイ発売
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月3日 7時32分
-
3森咲智美さんはグラドル引退でも人気絶大 「“グラビア”講師をやってみたい。業界への恩返しです」【死ぬまでにやりたいこれだけのこと】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月3日 9時26分
-
4風間晋氏…「めざまし8」で「フジテレビ」退社発表…字幕で「今年1月退職しフリーとして活動」
スポーツ報知 / 2025年2月3日 8時9分
-
5生島ヒロシは昭和気質をアップデートできず…コンプラ違反でラジオ番組“ふてほど”降板のウラ
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月3日 10時58分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください