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「妻が見知らぬ男とホテルに…」30代男性が“妻の不貞”で繁盛店を手放すハメに「この土地で店をやるのは不可能だと…」

日刊SPA! / 2025年1月17日 15時51分

「ある時から、自分が勉強会などに参加している時に、妻があわせて外出するようになったんです。怪しいとは思いながら、忙しかったのもあって知らんぷりしていた。それに、要望に応えて移住した自分を裏切らないだろうという思いもあり、浮気はないと確信していました。ただ、現実はそう甘くはなく……。ある時、お店の常連さんからLINEが来て、妻が見知らぬ男とホテルに入っていくのを見たと言うんです。ご丁寧に、その常連さんは写真まで送ってくれました」

◆ダブル不倫が大っぴらになり、そこからは…

常連さんから提供された写真を見せ、妻を追求した正道さんでしたが……。

「カフェの経営で忙しくて、僕が妻の相手をしなくて寂しかったそうです。そんな時に、中学校の同窓会があって、不倫相手の男と久しぶりに再会して連絡を取り合ううちに肉体関係になったとか。相手も既婚者でダブル不倫状態だと、しれっと話すんです。妻は、仕事ばかりだった僕が悪いと言いたいようで、反省する様子もない。ムカつきはしましたが、とりあえずお店もあるので、不倫相手とは別れるように忠告して話し合いは終わったんです」

ひとまず、軌道に乗っているお店を優先して、妻の不倫は後回しにした正道さん。しかし、その判断が裏目に出ることになったとか。

「常連さんから妻の密会を報告された数日後、相手の男の妻にも不倫がバレたそうです。その奥さんはお店に乗り込んできて、妻を出せと大暴れした。その噂が広まってしまい、お店の信用はガタ落ちです。田舎なので不倫の話が広まるのは一瞬で、お店にはめっきりお客さんが来なくなった。しかも、運が悪いことにコロナも流行して、お店を満足に開けられなくなってしまった。オープンから2年ほどは絶好調だったのですが、お店が継続できるかわからない状況になりました」

◆不倫相手と義理の両親から「計2000万円」ぶんどった

妻の裏切りとコロナ禍の影響でカフェの経営がピンチになり、正道さんはある決意をしたそうだ。離婚したうえで、東京に戻って出直しを図る計画だ。

「もう、妻の不倫騒動も周囲に広まっているし、この土地で店をやるのは不可能だと感じました。そこで、妻と不倫相手の男には弁護士を通じて賠償金の請求をすることにした。妻には、300万円、不倫相手の男には風評被害でお店にも影響があったことを踏まえ、相場よりも高めの700万円を請求。そのうえで、お店の経営権は妻の両親に買い取ってもらうことに。結果として、不倫相手の男からは500万円を払わせ、妻の両親からは慰謝料と店の経営権で1500万円を勝ち取れました。現在は、離婚で得た2000万円を資金にして、都内近郊でカフェを開く計画を立てています。1からの出直しになりますが、カフェを経営していた時の人脈もありますし、次のお店も成功するように策を練っているところです」

田舎に移住したことで、ジェットコースターに乗ったような激動の数年間を送った正道さん。現在は、埼玉県の郊外に店舗を借りて、2025年の春には新しいお店をオープンする予定だとか。ぜひ新しいお店も、すぐに軌道に乗ることを願いたい。

<TEXT/高橋マナブ>

【高橋マナブ】
1979年生まれ。雑誌編集者→IT企業でニュースサイトの立ち上げ→民放テレビ局で番組制作と様々なエンタメ業界を渡り歩く。その後、フリーとなりエンタメ関連の記事執筆、映像編集など行っている

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