車の教習中に“あおり運転”に遭遇。白い軽自動車の運転手が“悔しそうな表情”で警察に捕まるまで――仰天ニュース傑作選
日刊SPA! / 2025年1月18日 8時45分
※写真はイメージです。
大反響だった2024年の記事をピックアップ! まだまだあるジャンルに収まらない大人気記事はコチラ!(初公開2024年8月11日 記事は取材時の状況) * * *
ニュースなどで頻繁に取り上げられる「あおり運転」。被害者の精神的苦痛は深刻であり、トラウマにもなりかねない。
自動車損害保険を扱うチューリッヒ保険は今年、『2024年あおり運転実態調査』を実施。あおり運転をされたことがあるドライバーは72.5%であった。昨年の53.5%よりも大幅に上昇し、この半年間でも24.1%と多くのドライバーがあおり運転に遭遇していることがわかった。
今回は、初めてあおり運転に遭遇し、怖い思いをした2人のエピソードを紹介する。
◆「あおり運転って、初めてでもわかるもんだな」
菊田あやなさん(仮名・20代)は、自動車教習所で初めての路上教習の際に、あおり運転に遭遇した。
「教習所は都内にあって、道はとても狭く、車はたくさん走っています。毎回『ここで練習するのか……』と憂うつでした。しかも、教官が物静かで厳しい人ばかり。正直、路上に出るのが怖いと思っていました」
そんな思いのなか、とうとう路上教習の日が来てしまったという。恐る恐る運転をしていると……。
「その道は3車線だったのですが、白い軽自動車が私たちの車の前をふさぐようにして左右に蛇行運転を始めたんです。運転手の男性は片手でハンドルを握っていて、“いかにも”という雰囲気でした」
菊田さんは、「あおり運転って、初めてでもわかるもんだな」と呆れつつ、運の悪さに泣きそうになったと振り返る。
◆物静かな教官の言葉に涙
「すると、それまで物静かだった教官から強い口調で、『1回ハンドル貸してもらえる?』と言われました。私は驚いて、慌てて運転を交代しました。教官は慣れた手つきでハンドルを回し、あっという間にあおり運転の車を追い抜いたんです」
初めて見る高等技術に“開いた口が塞がらなかった”という。菊田さんが呆気にとられていると、突然……。
「パトカーのサイレン音が聞こえました。なんとこちらへ向かってきていて、私たちをあおってきた白い軽自動車に対して、路肩に止めるように指示していました」
どうやら、偶然パトロールで通りかかったパトカーが、軽自動車の違反行為を見逃さなかったようだ。
「その後、その付近を周回して教習所へ戻る途中に、軽自動車の男性が悔しそうな顔をしながら、警察の事情聴取を受けていたのを覚えています。そのようすを見ていた教官は、スッキリとした顔で『みっともないね』と笑っていました」
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
「横並びでジリジリと幅寄せ」“あおり運転”してきたサングラスの中年男性が、動揺した顔で警察に連行されるまで
日刊SPA! / 2025年1月8日 8時51分
-
北関東をドライブ中に“地元ナンバー”の車が急接近。“あおり運転”をストップさせた夫の機転とは?
日刊SPA! / 2025年1月3日 15時53分
-
窓から腕を出して「来い! 来い!」“あおり運転”してきた黒いセダンが警察に捕まるまで
日刊SPA! / 2024年12月27日 8時53分
-
「ワザとノロノロ運転」は違反になる? 過去には「10キロおじさん事件」、最近では「岡崎の妨害運転」も… 後ろのクルマ「通せんぼ行為」 法律ではどう書いてあるのか
くるまのニュース / 2024年12月24日 8時10分
-
“あおり運転”してきた相手の正体にア然。警察に捕まって土下座レベルの謝罪をするまで
日刊SPA! / 2024年12月22日 8時52分
ランキング
-
1たこ焼き屋を営んでいた50代男性の後悔。「タコの代わりに入れたもの」がバレて店が潰れるまで
日刊SPA! / 2025年1月19日 8時53分
-
2中居騒動でフジが露呈「日本的組織」の根深い問題 いかに内部が狂っていても外まで伝わらないワケ
東洋経済オンライン / 2025年1月19日 8時40分
-
3「塩見征久」っていったい誰? 関東一円で相次ぐ「謎の捨て看板」SNSで広がる目撃証言
まいどなニュース / 2025年1月19日 11時2分
-
4日本海軍で「最も活躍した戦艦」とは 最強の大和ではない!? 老艦なのに活躍できたワケは
乗りものニュース / 2025年1月17日 18時12分
-
5「雪遊びしていた犬が刺さってる」 謎すぎる光景に8.6万人驚がく...何があった?
Jタウンネット / 2025年1月19日 8時0分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください