1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「貧乏に苦しむのは自分までにしたかった」“世帯年収300万円台の家庭”から東大合格した学生が“受験の意味”を語る

日刊SPA! / 2025年1月19日 15時53分

 後から知りましたが、両親は私の受験のために、消費者金融からお金を借りて受験費用を捻出していたそうです。自分のためにそこまでしてくれる親でよかったと本気で思います。

◆受験が人を変えることもある

 そんな受験経験がありますから、人生を逆転させる手段として、「受験」をより多くの人に有効活用してもらいたいと願い、今では講師として教壇に立たせていただいております。

 これ以外の人生を否定するわけではありません。どんな人生があってもいい。別に高学歴だから人生薔薇色とは限りませんし、高卒で働きに出ても、案外幸せだったかもしれない。でも、結婚するとか子どもを作るとかは難しかったかもしれない。

 どんなに言葉と態度で取り繕っても、貧乏はハンデですから。

 たかが大学受験。ほとんどの場合、成功しても失敗しても、人生は大して変化しない。でも、「受験が人を変えることもある」ことは、ぜひ多くの人に知っていただきたいと思います。

【布施川天馬】
1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa)

―[貧困東大生・布施川天馬]―

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください