業界人が語る「見たい/見たくない」冬ドラマ6選。「演技が見ていられない」主演女優も
日刊SPA! / 2025年1月20日 8時53分
川口春奈さんが演じるコスパやタイパを気にする現実主義の弁護士と、SixTONES・松村北斗さんが演じる愛を信じる理想主義の弁護士が、裁判を通じて対立しながらも恋愛関係になっていくリーガルラブストーリーですが、法廷シーンや恋愛関係の構図がどれもありがちな設定になってしまっているところが非常にもったいない印象。
その中でも川口春奈さんの演技力が心配です。ピュアでまっすぐな等身大の女性を演じさせれば同世代でもピカイチだと思いますが、童顔のルックスやセリフの強弱がうまくない彼女がクセのある役どころに説得力を持たせられるかは疑問が残る。
松村北斗さんのような高い演技力を持つ俳優が相手役になることでより露骨になる気がします」
王道のラブストーリーやCMでは輝かしい実績を残す川口春奈だが、同作が彼女の女優人生を左右するドラマになるかもしれない。
◆攻めまくるNHKドラマの『東京サラダボウル』
次に、各局や配信ドラマのキャスティングに関わる制作会社の40代女性プロデューサーにも率直な意見をもらった。
「序盤話から面白く、今後も見たいと思っているのは『東京サラダボウル』(NHK、火曜午後10時~)です。
奈緒さん演じるド派手な緑色の髪がトレードマークの熱血国際捜査官と、松田龍平さん演じるクールでワケありの通訳が織りなすバディドラマで、国際犯罪をテーマにしつつ、日本で暮らす外国人居住者の実態や本音が赤裸々に描かれており、毎話見ごたえを感じています。
奈緒さんが演じるキャラクターも非常に魅力的ですし、『サンクチュアリ -聖域-』(Netflix)を手掛けた金沢知樹さんのメリハリのある脚本も素晴らしい。地上波では描き切れないディープな社会問題にフォーカスできているのもNHKならでは。考えさせられる作品ですね」
近年、業界人だけでなくドラマ好きからも評価の高いNHKドラマが、この冬も大きな盛り上がりを見せそうだ。
◆佐々木希の演技が見ていられない『地獄の果てまで連れていく』
「脱落してしまったのは『地獄の果てまで連れていく』(TBS系、火曜午後11時56分~)ですね。
同作は、佐々木希さん演じる主人公が整形手術をして家族を殺した女性に復讐するためにベビーシッターとして潜り込むといったストーリー。
深夜ドラマとしては面白い設定ですが、佐々木希さんの棒読みに近いセリフ回しや表情の抑揚のなさが際立っており、感情移入が全然できない。
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