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「“ノルマ”は毎月150万円」年間2000万円ホストに貢いだ23歳女性が、“ホス狂い”から卒業するまで

日刊SPA! / 2025年1月23日 15時52分

——ちなみにそれまでも、恋愛経験はありましたか?

モメたん:同じ年の彼氏とつきあったり、本当に普通の恋愛でした。でもホストの彼は、今までつきあった相手とは違って高いものを買ってくれたり、おしゃれなお店に連れて行ってくれたりして。しかも、私の家も彼の家も狭かったので、『もっと広い家に住みたいよね』という話になって、彼が新しい部屋を借りてくれたんです。

 彼氏と同棲すること自体も初めてだったので、もちろん嬉しかった。彼が借りてきたマンションの家賃が25万で、家賃や光熱費を出してくれるって言ってくれて。でも、その代わりに『家賃がかからないなら、稼いできたお金を(ホストクラブに)全部使えるよね』って。

◆ホストの彼を支えるために…誕生月の“ノルマ”は350万円

——ホストの彼氏を支えるために、どのように資金を捻出しましたか?

モメたん:じつはホストにハマる前から、夜の仕事はやっていました。なにか目標とかがあったわけではなくて、割の良いバイト感覚でした(笑)。17歳くらいから、パパ活みたいなことをやっていたので。だから抵抗がなかった。高校を卒業したら、ちゃんとお店に入って稼ごうって感じでした。

——ちなみに稼いだお金は何に使っていましたか?

モメたん:ブランド物とかにも全然興味がなかったから、特に使い道はなかった。本当、ホストクラブくらいですね。当時は看護学校に通いながら、働いてちゃんと貯金していました。でも専門学校を休学してからは、仕事もお休みをしていた。今度はホストクラブに行く費用を稼ぐために、お店を掛け持ちするようになって。

——具体的には、いくらぐらいホストには払いましたか?

モメたん:トップにするために毎月150万円は使ってくれっていう“ノルマ”を課せられた。誕生月のノルマは350万円まで上がりましたね。売上のために高級なシャンパンを何本も入れたので、余ったシャンパンはホストが一気飲みをしていました。ホストクラブに行く時は、基本的には売掛(ツケ払い)か現金払いをしていた。1万円札をお菓子のアルフォートの箱のなかに入れていくと、ちょうど100万円貯まるんですよ。

——お聞きしていると、ある意味、すごく素直で真面目な性格ですよね。

モメたん:毎月150万円で、イベントのある月はさらに使っていたので、年間だと2000万円近くつかっていました。“出稼ぎ”したり、鬼出勤することでなんとか稼ぎました。ですが、身をすり減らしても、そのうち彼の対応はどんどん雑になって、家にもあまり帰ってこなくなりました。

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