元セクシー女優が暴露する「立ちんぼを“買う側”の裏事情」。“生々しく楽しむ”ことが目的の人が増え続けるワケ
日刊SPA! / 2025年1月25日 15時53分
こうして非公式の個人商店にどんどんハマッていき、好奇の目も気にせず物色を行うユーザーがまた1人誕生する。
◆「街頭に立つ=素人」と思われがちだが…
どう考えても路上に立つ時点で素人とは言い難いのだが、例の公園周辺を好む男性の中には「店に在籍している=プロ」「立ちんぼの女性=店のキャストよりかは素人っぽい」と、勘違いしている人たちも少なくはないらしい。
たしかに店という組織に属し、スタッフから教育を受け、ドレスやヘアメイクで着飾る女性に比べると多少はアマチュアのように見えるので、リアルさを求めるユーザーからすると「普通っぽい女の子と恋に落ちるような錯覚がイイ」「スタッフを挟まない、距離感の近さが魅力」とのこと。
オフィシャルな店の利用を拒み、正統派ルートから外れる男性は異様なまでに“素人”にこだわる。プロに任せた方が安心感が大きいにも関わらず、それではつまらないという発想に至ってしまうのだ。
いかに生々しく楽しむかが彼らの目的となっているため、夜遊びの基本からは外れた概念と言えようか。
そもそも、繁華街の立ちんぼは“プロ”しかいないと思っておいた方がいいだろう。その中からわざわざアマチュアを探し、リアルさを欲する人々は下心が溢れ出ている。“ワンチャン”を求めて街を彷徨い歩き、アマチュアに擬態したプロにお金を払う。傍から見ると「ああ、なんということだ」という悲劇でしかないけれど、騙される現実に気づかないからこそ、客層の中心であろう素人好きの買い手が一向に減らないのだ。
◆立ちんぼが流行ること自体が大問題
売買をするどちら側にもリスクが高い立ちんぼ。デメリットが多い点を度外視するか、危険以上の旨味を求める人が多いので、一つのビジネスとして成り立ってしまった。
なかには「稼ぎ方や遊び方なんて人それぞれでいいじゃないか。外野がどうこういうことではない」なんて指摘もあるけれど、もともと夜職とはシークレットな存在である。ひっそりとしているのが当たり前と言われてきたのだから、人目につくところで堂々と行われていいものではないと私は思う。そもそも、立ちんぼという非公式な商売が流行ること自体、問題でしかない。
売る側も悪いが、欲望を満たすべく立ちんぼの文化を助長させている買い手側にも原因があるだろう。お互いに危険性や常識を考え、今一度自分自身の行いを見つめ直してほしいものだ。
文/たかなし亜妖
【たかなし亜妖】
元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
―[元セクシー女優のよもやま話]―
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