満員電車で女性の肩を“枕代わり”に爆睡。マナー違反に遭遇しても「怖くて声をあげられない」現実
日刊SPA! / 2025年1月26日 8時54分
※写真はイメージです
移動に欠かせない交通手段のひとつである電車。しかし、通勤や通学の時間帯は混雑するため、殺伐とした雰囲気がある。車内では譲り合いの精神を持って、お互い気持ちよく過ごしたいものだ。
今回は、電車内での迷惑行為に遭遇しながら、何も言えず悔しい思いをした2人のエピソードを紹介する。
◆電車内で消臭・除菌スプレーを噴射する男性客
鈴木早紀さん(仮名・20代)は、家族と電車に乗っていた。
「空いている席がまばらだったので、父だけが向かいの席に、私たちは並んで座っていました。しばらくすると、席が空きはじめたため、父の隣の席には誰も座っていない状態でした」
すると、長身の男性が乗車してきたという。その男性は、すっかり眠っている父の隣に座った。男性は座るや否や“特大ボトルの消臭・除菌スプレー”をカバンから取り出した。そして、勢いよく全身にかけはじめたという。
「全身が霧に包まれるように念入りにかけていたので、隣で眠っている父にも大量にふりかかっていました。あまりにも“シュッシュ”という音がしていて、霧がふりかかったからなのか、父は途中で起きていました」
しかし、父はあまりにも奇想天外な出来事に理解が追いつかず、戸惑って寝たふりをしていたそうだ。
◆「ちょっと、何してんの?」周囲の声も聞く耳もたず
「やはり電車内では迷惑なので、姉が男性に聞こえるくらいの声で、『ちょっと、何してんの?』と声をあげました。でも、彼は動じる様子もなく、依然として全身にかけていました」
鈴木さんも「こっち来なよ! 移動したほうがいい」と父に声をかけたが、“スプレー男”が何をするのかわからず「怖かった」ため、その場から動けなかったようだ。
「母が『周りを気にせずにスプレーをかける人なんてマトモな人じゃないから、刺激しないほうがいい』と耳打ちしてきたので、申し訳ないけど父のことは見捨てて、見て見ぬふりをしていたんです」
そして、男性の奇行は、鈴木さんたちが電車から降りた後も続いていたのだとか。
「電車から降りてそっと見てみると、父が座っていた座席にも念入りにスプレーしていました。相当な潔癖症なんですかね……」
コロナ禍以降はウイルスや菌の付着を気にする人も増えたが、電車内で周囲に一言もなくスプレーをまくのはいかがなものだろうか。
◆肩を枕代わりにする見ず知らずの男性
菅田洋子さん(仮名・20代)は、上京してすぐに体験した衝撃的な出来事について教えてくれた。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
満員電車の床に“謎の液体”が流れてきて、車内は悲鳴が響き渡る地獄絵図…「“犯人”は何事もなかったかのように下車」
日刊SPA! / 2025年1月30日 8時52分
-
「大学入試の帰りに出会った女学生・Fさん。色々話したけど連絡先を聞かず、1年後...」(沖縄県・40代男性)
Jタウンネット / 2025年1月19日 11時0分
-
朝の満員電車で、大声で電話する男性にイライラ…「静かにしてもらえませんか?」と注意したら“まさかの行動”に
日刊SPA! / 2025年1月16日 8時52分
-
混雑する電車内、子連れのママが席に座ろうとしたら若い男性が“横取り”「あの場では忠告はできなかったけど…」
日刊SPA! / 2025年1月11日 8時54分
-
電車で「足を広げて座る男性」にイライラしていると…“ガタイの良い高校生”に心のなかで拍手したワケ――仰天ニュース傑作選
日刊SPA! / 2025年1月6日 8時45分
ランキング
-
1ブレーキランプが「謎の点滅」! 突然“チカチカ”光る意味はナニ? まばゆい「赤ライト」の“素早い点滅”に隠されたメッセージとは!
くるまのニュース / 2025年1月30日 18時30分
-
2バッテリーをポチるときは要注意 ネット通販の“落とし穴”が 事前に確認すべき4つのポイント
オトナンサー / 2025年1月30日 16時10分
-
3【ダイソー限定】密かに話題のブラックサンダー知ってる?夢中になるガリっと食感に「史上最強」「箱買いしたい」
東京バーゲンマニア / 2025年1月30日 11時36分
-
4「オール電化」と「太陽光発電」って「何年」で「元が取れる」の? それぞれ計算してみた
ファイナンシャルフィールド / 2025年1月30日 9時30分
-
5万博への子供無料招待、見送り続出 大阪府市と協会、交通手段確保や暑さ対策に懸命
産経ニュース / 2025年1月30日 21時18分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください