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「歯が痛くて夜も眠れない」“歯が突然痛くなる”原因と対処法

日刊SPA! / 2025年1月27日 15時51分

「歯が痛くて夜も眠れない」“歯が突然痛くなる”原因と対処法

※写真はイメージです

大事な仕事の日に歯が痛くなって、なにも手につかなくなるという経験はありませんか? 痛みのせいで夜眠れなくなってしまった人もいるかもしれません。
今回は、なぜ急に痛みが出てしまったのか、主に考えられる原因と対処法について紹介していきます。

◆原因①:むし歯の放置「少しずつ歯が溶けて…」

むし歯は初期の段階では痛みはなく、歯に必ず穴があくわけでもありません。そのため、むし歯に気が付かないままどんどん進行してしまうケースも珍しくはありません。

むし歯が進行して歯の中にある神経に近づく、または神経まで到達することでズキズキとした痛みが出ることがあります。しかし、急に痛みを伴うむし歯ができるわけではなく、少しずつ歯が溶けだしていき、長い時間をかけてむし歯は大きくなっていくものです。

痛くなるまでむし歯に気が付かなかった人は、歯科医院での検診を受けていなかったのではないでしょうか。

もし、どうしてもすぐに歯科医院に行けない場合には、市販の鎮痛剤を服用し、常温の飲食物を摂取するようにして、痛い部分はなるべく汚れを除去して清潔を保ってください。

むし歯は激しい痛みを我慢していると、痛み自体はそのうちになくなります。痛みを乗り越えた? しかしこれは治ったのではなく、“神経が壊死して痛みを感じられなくなったため”なので、むし歯よりも悪い状況になっています。なるべく早く受診をしましょう。

◆原因②:「無症状で進行」歯周病の影響で痛みが出ることも

歯周病は基本的に症状がなく進行していくことが多いのですが、歯と歯茎の間の歯周ポケットに細菌が繁殖して炎症が著しくなり、膿が溜まって歯茎が腫れた際にズキズキとした痛みが出ることがあります。

また、歯周病の影響で歯を支える骨が溶けてくると、歯は支えを失っていき、強く噛む力が加わっただけで痛みが出てしまうこともあります。歯周病は定期的な検診、メインテナンスがとても重要です。こういった症状が出ている時にはすでに炎症は強まっている状態で、歯周病もある程度進んでいる可能性が高いです。

歯科医院にすぐに行けない場合は、痛い歯を清潔に保ち、鎮痛剤を服用して、殺菌成分のあるうがい薬を使ってみてください。むし歯と同様に、熱いものや冷たいものの摂取は控えましょう。多忙で時間が作れなくても、歯周病の場合はひとまず対処療法も行えるため、なるべく早い受診で痛みを取り、その後時間をかけて治療を行っていくことがオススメです。

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