「走行中にドアをパカパカ」原付バイクを“あおり運転”した高級車が迎えた末路
日刊SPA! / 2025年1月31日 8時53分
「運転手の手が滑ったのか、車のドアがバカーンと全開になりました。そして、そのままドアがガードレールにぶち当たったんです。彼らは、慌てながら騒いでいました」
その隙に田中さんは脇道に入り、難を逃れることができた。
「高級車だったので、板金修理だけでも高額だったのではないでしょうか。もしかしたら、ドアを交換する事態だったかもしれません」
田中さんは、“自業自得”な結末にスッキリしたという。
◆“パァァァァァン! パァァァァァン!”と鼓膜を突き破るようなクラクション音
吉田りょうさん(仮名・30代)は、仕事を終え、いつものように愛車の軽自動車を運転していた。都市部から少し離れた、片側一車線の国道だ。
「突然、後方から猛スピードで迫ってくる1台の高級SUVが目に入りました。車間距離を取らずにピッタリと張りついてきたんです」
その威圧感は、バックミラー越しでもひしひしと伝わってきたという。
「何なんだ、こいつは……」
吉田さんは動揺を隠せず、自然とアクセルを踏む足に力が入った。しかし、SUVは吉田さんの車を追い抜こうともせず、執拗に張りついたままだったそうだ。しかも、クラクションをけたたましく鳴らしはじめた。
“パァァァァァン! パァァァァァン!”
「鼓膜を突き破るようなクラクションの音でした。心臓がバクバクして、周囲にほかの車がいなかったので助けを求めることもできません。恐怖で全身から冷や汗が噴き出していました」
「頼むからどっか行ってくれ」と祈るような気持ちで運転を続ける吉田さん。しかし、SUVは一向にやめる気配がなかったという。
それどころか、徐々に車間距離を詰め、今でも吉田さんの車に追突しそうなほどだったようだ。
「もうダメだ、ぶつかる!」
そう思った瞬間、SUVは吉田さんの車に並走し、急ハンドルを切ってきたのだとか。
◆震える体を落ち着かせることしかできなかった
「間一髪で衝突は免れました。でも、私の車は大きく揺れて、路肩のガードレールに接触しそうになったんです。必死でハンドルを切り返しながら、恐怖と怒りで震え、声も出ませんでした」
そんな吉田さんの様子を見て、運転手は満足そうに笑い、そのまま猛スピードで走り去っていったという。
「私は、しばらくの間、車を路肩に止めて、震える体を落ち着かせようとしました」
数分後、ようやく落ち着きを取り戻した吉田さんは、再び車を走らせた。そして、信じられない光景を目にすることとなる。
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