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「お店からの評価はガタ落ち」20代のスナックママが伝えたい、“夜のお店”で「値切り交渉」をするべきではない3つの理由

日刊SPA! / 2025年1月31日 15時52分

たとえ入店できても、期待するような待遇はまず得られません。キャバクラなら、人気キャストが席についてくれる可能性はゼロに近いでしょう。

理由は簡単です。人気キャストには、セット料金を値切るどころか喜んで追加注文をしてくれるお客様がたくさんいるからです。お店にとって大切な商品であるキャストを、非常識な行動をする人に提供する理由がありません。お店のルールにケチをつける人に対して、サービス精神を発揮するのは難しいのです。

◆③アフターどころか次はない

ここまではセット料金を値切ると損する理由を述べましたが、追加注文してくれた場合でも、起こり得ます。「シャンパン3本も入れたんだから、会計は2本分にまけてよ」なんて言ったが最後、せっかくの好印象も一瞬で吹き飛びます。いくら追加注文していても、最後にそんな発言をされたら、もう次はありません。場の空気も一気に白け、お気に入りのキャストとのアフターが予定されていても、その話はなかったことにされるでしょう。

会計時に値切るくらいだったら、そもそも注文しなければいいのです。シャンパン入れて値切るくらいなら、セット料金のみでスマートに飲んでくださる方が圧倒的に好かれます。

もし予算に限りがあるなら、最初から伝えておくのがお互いのためです。例えば「今日は◯万円で楽しみたいんです」と正直に言えば、お店もその範囲で最大限楽しませてくれるでしょう。

=====

夜のお店での値切り交渉は、結局のところ誰も得をしません。私は何も、「夜のお店では女の子に必ずドリンクを入れてあげましょう」なんて言っていません。「太客しか相手にしないなんて銭ゲバだ!」と怒らないでください。システム表通りにセット料金を支払うのは最低限のルール。自分の財力で行けるお店を探して、行ったからにはお店のルールを尊重して、気持ちよく飲む。それが夜の楽しみ方です。

<TEXT/大谷麻稀(まきぱん)>

【大谷麻稀(まきぱん)】
上野にてスナックを経営する28歳。大好きなお酒にコミットするべく鉄道会社を退職し、ほぼ未経験の世界へ転身。TOEIC910取得。趣味は海外一人旅。

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