“パーカー以外”で40代中年男性が「誤解されやすいアイテム」3選

◆小物と相性よい「プレッピーなスクール風ニット」

ファッション感度が高い方は、お気づきかもしれませんが、最近首元にラインが入ったVネックのセーターやカーディガンを見かけませんか。

ラインニットと呼ばれるスクール風のセーターは、今っぽいアイテムとして、女性や若者を中心に人気です。ただ、一歩間違えればコスプレになってしまいかねません。

ラインソックス同様、オールドスクール的な世界観を表現する着こなしが求められます。もし、この手のニットを合わせるならば、キャップや丸眼鏡を組み合わせてみてください。首元の主張が強いデザインだからこそ、プレーンな着こなしでは、ニットが悪目立ちしてしまうのです。

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アイテム単体で判断してしまう場合、合わせ方で混乱しますし、「年齢的に痛くないか」そもそも分からなくなってしまいます。大人が身につけていてもキツくない服を選ぶには、流行の背景になっているファッション文脈に思いを巡らせてみてください。

＜TEXT／森井良行＞

【森井良行】
“あなたのお抱えスタイリスト”として、その違和感を言葉で可視化する。著書『38歳からのビジネスコーデ図鑑』（日本実業出版社）など5冊。MENSA会員。公式サイト「エレカジ」では、80件を超えるコーディネート事例を公開。