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バスの車内で「喧嘩売ってんのか!」トラブル相手の正体が発覚、まさかの“同じ会社”で…

日刊SPA! / 2025年2月1日 8時52分

すると、さっきまでやり合っていたせいか、運転手が「これ以上、揉め事を起こすようなら二人ともバスを降りてください」とアナウンスしたと言います。

◆話し合いを申し出たものの…

「彼の煮え切らない態度にだんだん嫌気が差してきました。まだ出社まで時間があったため『他の人に迷惑がかかるので、降りて話をしましょう』『不満があるのなら、私が話を聞きますよ』と声をかけたのです。そしたら、50代くらいの男性は『そんなこと言われなくても、最初から俺はここで降りるつもりだったんだ』とにらみつけてきて。『オバサンに用はない』と捨て台詞を吐いたものの、私にダメージを与えるために発言したことが見え見えでした」

相手がわざと「オバサン」という言葉を使ったと気がついたので、薫子さんはめげずに「なんて頑固なオジサンなの」と反撃したそう。同じバス停に降りる割には「行動を起こすのが遅い」と感じたのだとか。

「結局、私と50代くらいの男性はそのバス停で一緒に下車しました。しかし、降りるなり、彼はそそくさと逃げてしまって。初出勤なのに思わぬ形でトラブルに巻き込まれ、かなりむしゃくしゃしていたので、いったん心を落ち着かせるため近くのコンビニに寄ることにしました」

そこのイートインでコーヒーを飲んでから、薫子さんは気持ちも新たに出社したと言います。

◆新しい会社で挨拶、まさかの上司が…

「早速、職場の人たちの前で挨拶をすることになりました。『本日付で入社いたしました町田薫子です。結婚を機に退職したのですが、今回ご縁がありこちらで働かせていただくことになりました』『一生懸命頑張りますので、ご指導のほどよろしくお願いします』と自己紹介をして。

その後、社長に『この人が君の上司だよ』と紹介されてびっくり。なんとさっきバスでけんかになった50代くらいの男性じゃないですか。まさか同じ会社だったとは夢にも思っていませんでした。今までの振る舞いを見るに、とてもいい上司とは思えず……。入社したばかりなのにすでに先が思いやられます」

信じがたい現実を目の当たりにした薫子さん。もう二度と同じ時間帯のバスには乗るまいと思っていたものの、相手が同じ職場となると、嫌でも顔を合わせることになるでしょう。これから長いお付き合いになるので、つかず離れずの距離感を心がけたいところです。

<取材・文/菜花明芽>

【菜花明芽】
ライター。ゾッとする実録記事を中心に執筆中。カフェでのんびり過ごすことが好き。

―[乗り物で腹が立った話]―

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