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「怖くて目を開けられませんでした」長距離バスで隣になった中年男性のセクハラに苦しんだ女子大生。別の乗客が気づいた結果…

日刊SPA! / 2025年2月3日 15時52分

「怖くて目を開けられませんでした」長距離バスで隣になった中年男性のセクハラに苦しんだ女子大生。別の乗客が気づいた結果…

画像はイメージです

 公共の交通機関は、他者と1つの空間を共にすることになる場でもある。そんな公共交通機関で迷惑な人物に遭遇したという経験は誰しもがあることだろう。今回は長距離バスという居場所が固定される空間での迷惑エピソードを紹介してみたい。
 語ってくれたのは羽多野琴美さん(仮名・24歳)。羽多野さんによれば、「バスに乗っていて1番怖かった」体験だという。

◆隣の席に座った中年男性が…

「大学生1年生の夏休みに帰省する時のことです。出来るだけ安いルートにしようと思い、実家がある関西地方まで長距離バスで帰ることにしたんです。夜行バスにひとりはちょっと怖かったので、昼便のバスに乗ることしました」

 羽多野さんが窓側の席に座っていると、出発時間ギリギリになって隣の席の乗客がやってきた。

「テカテカした素材の真っ青なシャツを着た派手な感じの中年男性でした。バスが動き出すと、『若いね。いくつ?』『仕事は何してるの?』と矢継ぎ早に聞かれました。あまり個人情報を話したくはなかったんですが、圧がすごくて、当時の年齢と学生であることを答えてしまったんです」

◆体臭と混じった香水の匂いが流れてきて…

 教えてくれたお礼に、と思ったのかどうかは定かではないが、男性は自分語りを始めた。

「不動産関係の仕事をしていて、あちこちで土地や建物の売買を行っているという話でした。『マンションの売買で数億稼いだ』とか『東京の一等地に土地を持っている』とか。私はつい『お金持ちでも高速バスに乗ったりするんですね』と返してしまったんです。『俺はバスが好きだからね』とのことでしたが……怪しく思ってしまいました」

 羽多野さんは、いったん会話から離れたく思い、本を読むことにした。

「そうしたら、今度はその男性は腕を伸ばしてストレッチをしはじめて……その手が私の顔のすぐそばまで来るんです。本を読んでいても視界に入ってくるので気になっていると、『ジム行ってるんだけどさ、筋トレって良いんだよ』といかに筋肉をつける必要があるか説明をはじめたんですが……その男性は小太りで、正直あまり説得力がなくて……」

 長く続くストレッチに辟易していると、さらなるアプローチが……。

「今度は『暑いなー』と言いながら、シャツの胸元をパタパタしはじめたんです。いつの間にか第2ボタンまで外していて、胸元から胸毛が覗いていました。たぶん見せたかったんだと思います。体臭と混じった香水のニオイが流れてきて……正直きつかったです」

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