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ママ友に“利用され続けた”30代女性。会計時に店員が言った「スッキリする一言」で縁を切ることができたワケ

日刊SPA! / 2025年2月11日 8時53分

「モヤモヤしていたある日、『娘が予選を勝ち抜いて出場するから』と、共通のママ友からコンサートに招待されたんです。A美には『いっしょに行こう』と誘われましたが、その日は午前中に仕事が入っていたので別々に会場へ向かうことになりました」

 ところが、自宅マンションが近いこともあり、数少ない花屋さんでバッティング。仕事が押してしまった幸子さんがコンサートの最後に渡す花束用の花を急いで選んでいたところに、A美さんが駆け込んできたのだ。

「コンサートの開場時間が迫っていたこともあり、向こうも慌てていたので挨拶だけ済ませて花選びに集中。花束にしてもらう花が決まってレジへ辿り着いた瞬間、『あ、ごめん。先にいいかな?タクシー待たせてるから!』とA美が背後から声をかけてきたんです」

◆花屋の店員が放ったスカッとする一言

 戸惑いながらも「タクシーを待たせているなら仕方ないか……」と考え、「いいよ」と譲ろうした幸子さんだったが、先に花屋さんが一言。「え?先にこの方(幸子さん)が並んでたんだから、この方のお会計を先にさせていただきますね」と言ったのだ。

「その一言で、目が覚めたんです。モヤモヤしていた気持ちをスッと晴らしてくれたような感じ。それに、花屋さんのようにきちんと判断してくれる人もいるとわかり、ほかのママ友たちの前だからと無理することはないと思えたんです」

◆「関係性の見直し」も大切なこと

 これまでのことを冷静に振り返り、「私のことなんて、ママ友だと思っていない」と判断した幸子さんは、徐々にA美さんとの距離をとりながらお付き合いをやめていったのだとか。しばらくはひとりぼっちになるような寂しい瞬間もあったが、その後は状況が好転。

「いまは、何かを押しつけてきたりしないママ友たちと仲良くやっています。まわりの目や子どものこともあるので、嫌なことがあってもなかなか口には出せないママ友の関係ですが、違和感を覚えたときはお互いの関係性を見直してみたほうがいいかもしれません」

 仲良くなればなるほど、人の本性は表に出やすいもの。なかには人の善意や親切につけ込んで、どんどん図々しくなる人もいる。負担を背負わされたりトラブルに巻き込まれたりしないためにも、違和感を覚えたら早い段階で距離を置くことも大切といえるだろう。

<TEXT/夏川夏実>

【夏川夏実】
ワクワクを求めて全国徘徊中。幽霊と宇宙人の存在に怯えながらも、都市伝説には興味津々。さまざまな分野を取材したいと考え、常にネタを探し続けるフリーライター。Twitter:@natukawanatumi5

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