【丸山茂樹 メジャー基準】松山 ショットに自信与えた完璧アプローチ

スポニチアネックス / 2017年6月20日 8時11分

全米オープンゴルフ 9番ホールでの松山(AP)

 ◇米男子ゴルフツアー 全米オープン最終日(2017年6月18日 米ウィスコンシン州エリン エリンヒルズ=7845ヤード、パー72)

 素晴らしい4日間だった。結果は2位だが、絶対にメジャーで勝てると思わせてくれた。松山は本当に凄いゴルファーだ。前日の悪かった点を修正し、ティーショットもアイアンもアプローチもパットもほぼ完璧だった。足りないのは優勝だけで100点満点で97、98点は付けていい。

 今大会は特にアプローチが抜群に良かった。ウエッジのバンスの使い方が絶妙で、バンスの形状がエリンヒルズの芝や地面の硬さにマッチしていた。

 距離感もスピンのコントロールも見事だった。最終日もスピンでピンそばに止めるアプローチが何度もあった。だからこそ自信を持ってショットを打つことができたのだ。

 アプローチに関しては相談を受けることがあるが、スイングのリズム、クラブと体の一体感は初めて見た時よりも格段に進歩した。打ち方の種類も年々増えている。向上心も持っているし、まだまだうまくなると思う。

 最終日は4日間で最も風が強かった。その中で好スコアを出したのはさすがだが、だからといって全英オープンも同じ結果になるとは限らない。英国のリンクスではもっと湿気を含んだ重い風が吹く。打球に及ぼす影響も大きくなる。全く違うゴルフが要求されると言ってもいい。さらに天候が悪化すれば寒さや雨への対応能力も問われる。

 それでも今の調子を維持すれば上位には来るだろうし、日本人のメジャー初制覇という夢がかなうかもしれない。(プロゴルファー)=終わり=

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