ドラマ、歌手、吹き替え…山崎育三郎“主戦場”飛び出し新たな魅力「初めて、が楽しい」

スポニチアネックス / 2017年8月13日 10時32分

ミュージカルのポーズを決める山崎育三郎

 ミュージカル俳優として屈指の人気を誇り、最近は映像作品にも活動の幅を広げている山崎育三郎(31)。テレビ朝日「あいの結婚相談所」(金曜後11・15)では、自身初の連ドラ主演に抜てきされた。舞台ではなかなか見られないコミカルな演技で新たな魅力を放っている。

 こんなに笑える山崎育三郎は見たことがないだろう。主人公の藍野真伍は結婚相談所の所長。気分が乗ると突如歌い出す。時には突然踊り出す。顧客はあ然。部下はぼう然。けれども腕は抜群で、相談者を結婚に導く成婚率は100%だから、誰も文句を言えない役どころだ。

 山崎自身はミュージカルのプリンスと呼ばれ、たくさんのファンを魅了しているが「歌って、踊って、笑われるのは初めて」と照れ笑い。もっとも「コミカルな演技はほとんど舞台でやらないので大好きなんです」と撮影現場で実に生き生きとしている。

 ドラマに本格進出したのは2年前。TBSドラマ「下町ロケット」への出演が活躍の場を広げるきっかけとなった。阿部寛演じる主人公を一度は裏切りながらも、最終的には協力する男を印象的に演じた。持ち前の高い演技力で苦労などなかっただろうと思われがちだが、舞台での演技と勝手が違い、かなり戸惑ったという。

 「お客さんの前で演技をするのが僕の日常でした。ところが、ドラマの現場は演技が終わっても誰も歓声を上げたりしてくれない。今の大丈夫なのかな、とかなり心配になりましたね」

 何とかその環境に適応するために「カメラの向こう側に、視聴者の人たちが座っている」と考えるようにした。すると、思わぬ効果が表れた。瞬間瞬間の思いが伝わってくるような演技がドラマ関係者の間で評判となり、続々とオファーが舞い込んだ。

 今年は1月期から3クール連続で連ドラに出演。ほかに、歌手活動やディズニー映画「美女と野獣」の吹き替えも務めるなど、引っ張りだことなった。本業のミュージカルは10月の「レディ・ベス」(東京・帝国劇場)が今年初めて。ここまで主戦場を離れるのは初体験だが「いろんなことに挑戦している最中。初めてのスタッフや役者さんと一緒に仕事をすることを楽しんでいます」と充実ぶりを語る。

 この世界に入ったきっかけは小学校3年のときに観劇した「アニー」。劇中曲を家で歌っていると、母親が「うまい!」と我が子ながら感動して、歌の教室に通わせてくれた。小学校6年のときにミュージカルのオーディションに合格。初舞台は12歳だった。

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