松井氏 巨人・岡本をマンツーマン指導「ちょっと気になるところが」

スポニチアネックス / 2018年2月7日 5時1分

松井臨時コーチが見つめる中、打撃練習をする岡本

 巨人OBの松井秀喜氏(43)が6日、16年以来の臨時コーチとして巨人宮崎キャンプに合流。岡本和真内野手(21)に軸足に体重を残す打法を伝授した。昨季52本塁打を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(25)のマイナー時代に授けたのと同じ教えで、岡本を4年目の開花に導く。

 午後5時。多くの選手が球場を後にする中で、松井氏はサンマリンスタジアム内のミラールームにいた。初日からいきなり滞在7時間。その最後に、マンツーマン指導の相手に選んだのは岡本だった。熱心なアドバイスは身ぶり手ぶりを交えたものだったといい、未完のスラッガーは「今日のバッティングのことと、あとは“頑張れよ”と言っていただきました」と話した。

 「(岡本は)ちょっと気になるところがあるので。伝えていきたいですね」。朝の飛行機で宮崎入りすると、木の花ドームでフリー打撃を行う岡本に鋭い視線を飛ばした。真後ろ、右斜め後ろ…。場所を変えながら、腕を組んで静かに見つめる。同じくOBの中畑清氏(スポニチ本紙評論家)と一緒に見ていた際には、上体が投手側に突っ込むため、速いボールに対応できない点などを指摘したという。

 大切なのは軸足に体重を残して回転すること。少しでも長く球を見て手元に呼び込むことで、速球への対応も可能になる。これはヤンキースのGM特別アドバイザーも務める松井氏が、マイナー時代のジャッジに授けた「金言」と同じだ。松井氏の熱視線を浴び「意識はしたけど、練習に集中した」と岡本。その場での助言はなかったが、練習の最後に貴重な時間を過ごした。

 「こうした方がいい、というのは伝える。良くなったら、それは本人の努力。少しでも成長のきっかけになるようなことが伝えられれば」と松井氏。最年少での野球殿堂入りが決まって初めての公の場だったが、自らのことには触れようともしなかった。2年ぶりの松井臨時コーチが、和製ジャッジ誕生に心血を注ぐ。 (鈴木 勝巳)

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