【東尾修の視点】想像以上だった西武・今井 すべてにセンスがある

スポニチアネックス / 2018年6月14日 9時8分

初勝利を挙げた西武・今井 (撮影・白鳥 佳樹)

 ◇交流戦 西武7―4ヤクルト(2018年6月13日 メットライフD)

 想像以上だね。大いなる可能性を感じさせてくれる投球だった。松坂大輔には硬いフォームゆえのパワーがあったが、今井にはしなやかさがある。初登板というのに気負うことなく立ち上がりからストライク先行。2回まで一人の走者も出さず、ノーワインドアップからセットポジションになったときにどうなるかと思ったが、走者を出しても球威はさほど変わらず、制球を乱すこともなかった。けん制もうまい。すべてにセンスがある。

 あとはスタミナだ。4回からはカーブも交えて6回、112球を投げて1失点。彼のためにはもう1イニングいかせてほしかったが、チームが3連敗中という事情もあった。これからはどんどん投げて、試合の緊張感の中でしかできない筋肉をつけていってほしい。エース、渡辺久信(現西武SD)も細かった体の線を投げて太くしていった。失敗もどんどんして課題をクリアしていけば、息の長いエースになれる。

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