阪神・梅野 田淵氏以来の2年連続GG賞狙う「歴史ある先輩たちを追い越す」

スポニチアネックス / 2018年11月30日 7時55分

写真の前でトロフィーを持つ阪神・梅野(撮影・篠原岳夫)

 守備のベストナインに贈られる「第47回三井ゴールデン・グラブ賞」の表彰式が29日に都内ホテルで開かれ、記者投票で選ばれた18選手にトロフィーと副賞の賞金50万円が贈呈された。初受賞の阪神・梅野隆太郎捕手(27)は球団では73、74年の田淵幸一しかいない2年連続戴冠に意欲を示した。

 球界を代表する名手が並んだ晴れの壇上。梅野は感慨をかみしめながら早くも次の照準を定めた。2年連続のゴールデングラブ賞獲得。阪神捕手では73、74年の田淵幸一の一例しかない快挙だ。

 「目標にはしていきたい。こうやって表彰していただけると2回、3回と獲りたいと思う。歴史ある先輩たちを追い越す…という感じでやっていきたい」

 17年ぶり最下位に沈んだ今季の猛虎では打撃タイトルなども含めて唯一の“表彰選手”。球団捕手では10年の城島健司以来、生え抜きに限れば85年の木戸克彦以来になった。自己最多の132試合に出場した今季、実はリーグトップの守備指標はない。守備率・996はDeNA・嶺井(・997)、盗塁阻止率・320は巨人・小林(・341)に次ぎ、それぞれリーグ2位。逆に言えば、まだまだ“伸びしろ”はある。

 1学年下の世代にあたるソフトバンク・甲斐との再会も大きな刺激になった。「プロになる前から縁もあるので。セ・パ(の捕手)として、こういう場で会えるのはうれしい。よく話をします。ファームにいる時にもよくやっていたので」。出会いは福岡大4年だった13年。主将で正捕手を担った大学日本代表とソフトバンク2軍との練習試合がきっかけとなり、高卒で先にプロ入りしていた甲斐との交流が始まった。

 「僕の方が梅野さんから学ぶことがある。恐れ多いです」と謙遜する甲斐が今秋の日本シリーズで見せた活躍は同じ捕手としてまぶしく映った。「日本一捕手でもある。日本シリーズでMVPを獲ったことは凄く評価されている。チャンスもあるんだと思いながらやっていきたい」。矢野新監督のもとで正捕手定着を期す来季6年目。1年後、再び同じ舞台に立つことを固く誓った。(長谷川 凡記)

 ≪セ捕手初の最下位チームから選出≫梅野(神)はプロ5年目で初のゴールデングラブ賞受賞。阪神の捕手では10年の城島以来8年ぶりで、生え抜きでは85年の木戸以来33年ぶり。パ・リーグ投手部門の岸(楽)とともにシーズン最下位チームからの受賞だが、捕手に限れば81年の梨田(近鉄=前期6位、後期4位)、10年の嶋(楽)に続く3人目。セ捕手では初のケースだ。今季はリーグ最多の132試合で捕手を務め、守備率で嶺井(D)の・997、盗塁阻止率で小林(巨)の・341に次ぐ、それぞれリーグ2位の成績を残した。

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