巨人ドラ1・高橋「3カ月かかりましたけど」復活劇の裏にあった2つの取り組み

スポニチアネックス / 2019年8月14日 8時33分

お立ち台でゲレーロ(左)とサムアップポーズをする高橋(撮影・篠原岳夫)

 巨人のドラフト1位・高橋が11日のヤクルト戦で、5月6日DeNA戦以来の4勝目を挙げた。「コーチや監督、先輩の方たちに色んなアドバイスをもらって、3カ月かかりましたけど、何とかチームに貢献できたのかなと思います」と周囲に感謝した左腕の復活劇の裏には、2つの取り組みがあった。

 一つは、プロ入り後から挑戦していた2段モーションの封印だ。7月31日広島戦で初回先頭からいきなり2者連続被弾。水野投手コーチの指摘を受けた。2回は無走者時もセットポジションで投じると3者凡退に抑え、手応えを得てフォーム変更を決断。11日は同じセットポジションでもゆったり気味とクイック気味のフォームを使い分け、打者のタイミングをずらす工夫を凝らした。

 そしてもう一つ、直球の精度アップも好投につながった。7月31日の登板ではプロ最短の2回1/3でKOを食らった。試合後に、開幕からバッテリーを組んできた炭谷から「真っすぐでファウルや空振りが取れないとしんどいんじゃないか」と言われ、改めて直球を磨くことを決意。ファームでは直球中心の投げ込みを行った。前回は直球でファウル1、空振りはゼロだったが、この日はファウル8、空振り6。直球のキレは増し、最速149キロを計測した。

 変えるのは簡単なようで、誰にでもできることではない。先輩のアドバイスに耳を傾け、即実践する行動力の源は勝利への欲だった。「抑えるためにフォームも変えましたし、いろんなことに挑戦した。『絶対勝つんだ』という気持ちが勝ったのかなと思います」。5年ぶりの優勝へ、頼もしさを増したルーキー左腕の存在は欠かせない。(記者コラム・岡村 幸治)

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