巨人・高梨が見せるマウンド内外での存在感 原監督も信頼 欠かせない戦力に

スポニチアネックス / 2020年10月18日 9時2分

巨人・高梨

 もはや、なくてはならない存在だ。シーズン序盤の7月に楽天からトレードで加入した巨人・高梨。入団会見で「とにかく求められたところで腕を振っていくだけ」と決意表明していたリリーフ左腕は35試合に登板し、18ホールド、2セーブ、防御率0・57(17日現在)と安定感抜群。首位快走の立役者の一人だ。

 体の柔軟性を活かした独特なフォームのサイド左腕は、左打者に対し被打率・098と抑えているだけでなく、右打者にも・087。左右どちらも苦にしない頼れる左腕の存在感は、マウンドだけではない。

 先発投手を登板日に鼓舞する。練習を終えてベンチを戻る背中に向かって、拍手しながらエール。「菅野さん、今日もお願いしまーす!」「とご~う、頑張れ!」「はたけー、レッツゴー!」「さくらーい、頼んだ!」。今や、お決まりの儀式。率先して盛り上げる姿は、今季から巨人の一員となったとは思えないくらい溶け込んでいる。

 助言も惜しまない。今季頭角を現した同じサイド左腕の大江は「投球する上での考えであったり、バッターに向かっていくときにこういう考えというのを教わりました」と感謝。高梨とともにブルペン陣には欠かせぬ存在となった。16日のDeNA戦で6回無失点と好投した今村も「高梨さんからフォークのアドバイスをもらい、まだ未完成ですが、いい手応えがありました」。快投を陰でバックアップした。

 原監督も「うちのリリーバーのなかにおいても、いい教本になっていると思います」と信頼は増すばかり。同じく楽天から移籍した明るいキャラクターのウィーラーとともに、ムードメーカーであり、大きな戦力だ。(記者コラム・青森 正宣)

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