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関本賢太郎氏 6回の代打が阪神・陽川なら…9回打ち切り制で求められる仕掛けの早さ

スポニチアネックス / 2021年4月9日 5時46分

<神・巨(3)> 6回無死、代打・北條は空振り三振に倒れる(撮影・大森 寛明)

 ◇セ・リーグ 阪神0ー3巨人(2021年4月8日 甲子園)

 【関本賢太郎 視点】思い切った勝負手が見たかった。0―2の6回の攻撃で先頭・秋山の打席に阪神ベンチは代打・北條をコールしましたが、陽川や原口だったらどうだったかと推測してしまいます。

 2人とも代打の切り札的な存在なので走者がたまった場面で…というのがセオリーでしょう。北條もデーゲームのウエスタン・中日戦で2安打しており状態は悪くはなかったと思います。当然の策でしょう。しかし5回まで無安打に抑えられ、好投を続けていた秋山の代打。北條が三振だったからではなく、誰が出て行っても同じ結果だったかもしれませんが、何か強烈なメッセージがあってもよかった場面でした。

 仮に陽川を打席に送って熊谷らに代走の準備をさせていれば、“さあ、この回、いくぞ!”というベンチの意思が見えます。ここから流れを変えるぞという雰囲気もつくれたかもしれません。

 巨人が必勝継投に入った終盤の8回や9回にチャンスをつくっての代打攻勢よりも、2点差なのでこの6回に下位打線からチャンスをつくって中軸に還してもらう方が得点の確率は高いと思います。目いっぱいに1イニングを抑えに来る救援投手よりも、5回まで78球を投げている先発の高橋の方が攻略しやすいはずだからです。今季は延長戦のない9回打ち切り制なので早めの仕掛けが可能だし、実際、原口や糸井の出番がないままゲームセットとなっているのはもったいない。

 開幕から先制した試合は8戦全勝で、逆に先制されれば4戦全敗。貯金があるチームは引き分けは「勝ち同然」です。今後はビハインドゲームを最低限追いつき、引き分け以上に持ち込む粘りが必要になってくるでしょう。

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