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日本ハム・エスコンの試合前盛り上げるDJ MAXXXINEさん 快進撃につなぐ音楽で一体感を

スポニチアネックス / 2024年4月23日 9時42分

試合前を盛り上げるDJのマクシーン(撮影・高橋 茂夫)

 日本ハムの本拠地・エスコンフィールドで、今季から試合前のDJが登場した。札幌生まれ札幌育ちのDJ MAXXXINE(マクシーン)さん(26)。4月は週末に登場し、エスコンの雰囲気に合わせた選曲で試合前のファンを盛り上げてきた。今後も不定期で試合前DJを担当する予定で、ここまで2位と好調なチームを音楽の力で後押しする。

 ヒップホップやR&Bの音に合わせ、スタンドで試合開始を待つファンが体を揺らす。昨年までのエスコンにはなかった光景だ。バックスクリーンの特設ブースから“ノリノリ”の曲をかける女性がいる。正体は、DJ MAXXXINE(マクシーン)さんだ。

 札幌市出身で、子供の頃から日本ハムが身近にあった。テレビで試合も見ていた愛着のあるチームなだけに、仕事が決まった際は「めちゃめちゃうれしかったです。これまでの中でも大きな現場。歴史ある球団でDJなんて光栄」と無邪気に笑う。札幌市内のバーで働いていた際に興味を持ち、19年から本格的に活動を開始した。

 今では札幌だけでなく、旭川や函館など道内のナイトクラブで引っ張りだこの売れっ子DJになった。Bリーグのレバンガ北海道の試合でのDJも担当。ラジオ番組のパーソナリティーも務めており、さまざまな活動がエスコンでのDJのオファーにつながった。

 球場での選曲は「いろんな音楽知識を持った人が来る」ことを意識し、マライア・キャリーやビヨンセといった洋楽でも有名な歌手の楽曲を選択。幅広い世代が集まる球場に合わせた雰囲気づくりを大切にしている。目の前で踊ったり手を上げて反応するファンも多く「バリバリ踊ってくれる人とかもたまにいて、凄いうれしいです。試合につながる球場の一体感を私が出していけたらなって」と青写真を描く。マクシーンさんの選曲が、応援の“バイブス”をさらに上げるはずだ。(田中 健人)

 ◇DJ MAXXXINE(マクシーン) 1998年(平10)3月20日生まれ、札幌市出身の26歳。19年から本格的にDJ活動を開始。90~00年代のヒップホップやR&Bがメイン。FMノースウェーブでは「札駅前バンガーズ」「美麗!台湾(メイリー!タイワン)」を担当。

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