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止まらん!磐田・ジャーメイン良 10得点一番乗り “日本代表待望論”も「結果を出した先にそこが」

スポニチアネックス / 2024年4月28日 5時32分

<磐田・町田>サポーターとともに勝利を喜ぶ磐田・川島(左)とジャーメイン良(撮影・西海健太郎)

 ◇明治安田生命J1第10節 磐田2-0町田(2024年4月27日 ヤマハ)

 明治安田J1リーグは各地で5試合が行われ、磐田のFWジャーメイン良(29)が得点ランク首位を独走する今季10得点目を挙げ2桁ゴール一番乗りを達成した。10試合目までの到達は98年の中山雅史、森島寛晃に続き日本人選手3人目。チームも前節首位の町田に2―0で快勝した。

 快進撃が止まらない。1―0の後半25分、ジャーメインがエリア内での相手ハンドで得たPKを右下に突き刺す。首位・町田撃破を決定づける今季2桁ゴール一番乗りに「決められて良かった」と安堵(あんど)の表情を見せた。PKは今季自身4度目で「ボックスに進入して良い攻撃ができているということ。自分だけの力じゃない」と仲間に感謝した。

 自信あふれるプレーで攻撃をけん引する。昨季のJ2ではキャリアハイの9得点を挙げ、今季も開幕から全試合フル出場。持ち前の身体能力に加え「(足元の)技術も数年前より良くなっている」と成長を実感する。「試合でしかつかめない感覚もある。信じて起用してくれる横さん(横内監督)のおかげ」とうなずいた。

 サポーターからの“日本代表待望論”も日に日に熱を帯びるが「結果を出した先にそこ(代表入り)がある。目指すというより自分の役割をこなしていくだけ」。プロ8年目の“遅咲き”ストライカーは得点量産だけを見据えた。 (河部 剛)

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