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リバプール遠藤 攻守に躍動し本拠サポ沸かせた!トットナム撃破で逆転優勝へわずかな望み残す

スポニチアネックス / 2024年5月6日 2時29分

<リバプール・トットナム>後半、本拠サポーターからの大声援を受けピッチを後にするリバプールMF遠藤(右)(AP)

 ◇プレミアリーグ第36節 リバプール4―2トットナム(2024年5月5日)

 プレミアリーグ3位リバプールが6日、本拠でのトットナム戦に4―2と勝利。逆転優勝の可能性をわずかに残した。日本代表MF遠藤航(31)は2戦連続の先発出場で攻守に躍動。本拠サポーターから大きな拍手を浴びるなど活躍した。

 首位アーセナル、2位マンチェスターCとの三つ巴優勝争いから大きく後退したリバプールはこの試合引き分け以下なら優勝の可能性が完全消滅する状況のなか、欧州CL出場権獲得を目指す5位トットナムを本拠に迎えた。

 チームは前節から中7日とたっぷり“休養”があった影響か絶好調。MF遠藤も中盤からの展開やダイレクトパス、体を張った守備を見せるなどキレのある動きを披露。前半16分には遠藤が左サイドへ大きく展開し先制ゴールの起点に。このパスを受けたFWハクポが左からクロスを入れると、ファーサイドのFWサラーが頭で決めリーグ戦5試合ぶりとなる今季18点目が生まれた。

 さらに遠藤は素早いプレスからボール奪取するなど守備でも活躍。自陣ゴール前での競り合いで、相手選手の足が入りそうな場面でも勇気を持って頭から飛び込み決死のクリア。これには本拠サポーターから拍手が沸き起こった。

 前半から攻勢を仕掛けるチームは前半45分にDFロバートソンが追加点。後半5分にFWハクポ、同14分にはMFエリオットが華麗なミドルシュートからゴールを決めるなど4―0と大きくリード。同20分には“お役御免”とばかりにMF遠藤とDFロバートソンがベンチに下がると、スタジアムからは大きな拍手と大声援を受ける場面もあった。

 その後2点を返されるも4―2と逃げ切って3戦ぶり勝利。勝ち点を78に伸ばし、残り2試合で数字上わずかに逆転優勝の可能性を残すことになった。

<プレミアリーグ上位3チーム暫定順位表>

1位アーセナル 26勝5分け5敗 勝ち点83 得失点差+60

2位マンチェスターC 25勝7分け3敗 勝ち点82 得失点差+54

3位リバプール 23勝9分け4敗 勝ち点78 得失点差+43

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