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ソフトバンク・柳田がお目覚め!「完璧です」な4号弾など3安打3打点 チームも「こどもの日」8連勝

スポニチアネックス / 2024年5月6日 5時46分

<西・ソ>4回、隅田からソロ本塁打を放つ柳田 (撮影・白鳥 佳樹)

 ◇パ・リーグ ソフトバンク4-0西武(2024年5月5日 ベルーナD)

 こどもの日にギータのバットが快音を響かせた――。ソフトバンクの柳田悠岐外野手(35)が5日、4号ソロを放つなど3安打3打点の活躍でチームを勝利に導いた。直近で当たりが止まっていたものの、お目覚めの大暴れでゴールデンウイーク中の子供たちに格好いい姿を見せた。チームはこどもの日は10年間負け知らず、プロ野球タイ記録の8連勝。5月初勝利を挙げ連敗も3で止まった。

 切れるかに思われたポール際の打球はそのまま右翼席中段に着弾した。ギータが貫禄の一発を放った。

 4回、先頭打者として西武・隅田が初球に投じた難しい内角の直球を振り抜いた。「完璧です」と手応え抜群の4号ソロ。「いいスイングができたし、タイミングも取れていた。いいスイングができたときは結果が出やすいので、その確率を上げていきたい」。ゆっくりとダイヤモンドを一周した。

 初回にはグラウンドを全速力で駆け巡り躍動した。2死走者なしから全力疾走で遊撃への内野安打で出塁すると、続く山川の左中間を破る当たりで一塁から一気に本塁へ。ヘッドスライディングで生還した。打った山川が「ギータさんがよくホームまで走ってくれました。ありがとうございます」と感謝を口にする激走だった。

 7回、1死満塁のチャンスでも難しい低めの変化球を中前へ。貴重なダメ押しの2点適時打を放った。直近3試合は12打数無安打7三振と当たりが止まっていたが、お目覚めの大暴れだ。小久保監督も「みんな(報道陣)が主力が打たん、って言ったから怒ったんじゃないですか。ああいう活躍してくれたら点も入るし、有利に進められますよね」とうなずいた。

 子供たちのヒーローが、こどもの日に格好いい姿をみせた。本塁打1本につき家族と暮らせない子供たちの養育をサポートする「SOS子どもの村JAPAN」と途上国の子供たちの学校給食を支援する「国連WFP」に15万円ずつ寄付する活動を長年行っている。「子どもの村」には毎年オフに自ら足を運び交流も続けている。オフの野球教室には子供たちと同様に自らも目を輝かせて臨んでいる。

 ヒーローインタビューでは「是非、野球を始めてほしいです」と呼びかけた。柳田自身も小学生のころの楽しく白球を追いかけた思い出は今も残っている。「(子供が)たくさん来てたので。是非、プロ野球選手になって、西武かソフトバンクに入ってくださいという気持ちです」と柳田らしいセリフで笑顔を浮かべた。

 これでチームとしても「こどもの日」は引き分けを挟みプロ野球タイ記録の8連勝。主砲の大活躍で連敗は3で止まり、貯金も再び2桁の10に戻した。 (木下 大一)

 ○…両リーグ首位の阪神とソフトバンクがともに勝利した。5月5日の成績では阪神は15年から1分けを挟み、ソフトバンクは14年から2分けを挟み8連勝。こどもの日の連勝記録としては55~63年西鉄、64~70年ロッテ(64年はダブルヘッダー)に並ぶ最多記録となった。

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