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首位ソフトバンクはサヨナラで3連勝 周東が意地の犠飛 緒方が執念のヘッドスライディング

スポニチアネックス / 2024年5月8日 6時1分

<ソ・日>延長12回、周東の犠飛で生還する三走・緒方(撮影・岡田 丈靖)

 ◇パ・リーグ ソフトバンク2-1日本ハム(2024年5月7日 みずほペイペイD)

 首位・ソフトバンクは7日、日本ハム戦で今季4度目のサヨナラ勝ちを収めた。1―1の延長12回無死満塁のチャンスで小久保裕紀監督(52)は前日から2試合連続でスタメンから外した周東佑京内野手(28)を代打で起用。周東は左犠飛を放ち、熱戦に終止符を打った。チームは3連勝で貯金を今季最多タイの12とし、2位・日本ハムとのゲーム差を今季最大の4・5に広げた。

 粘りの鷹だ。今季32試合目で早くも4度目のサヨナラ勝ち。1―1の延長12回にしぶとさを見せつけた。

 先頭・近藤が日本ハムの左腕・矢沢から技ありの左翼線二塁打で出塁。川村に代打・野村勇を送るも申告敬遠で無死一、二塁となった。続くリチャードはバットを折られながらも中前へと運んで満塁とチャンスを広げた。ここで海野の代打として送られた周東が、サヨナラ勝ちを決める左犠飛。3連勝の立役者は一塁ベース付近でナインから手荒い祝福を受けた。

 「みんながつないでくれたので決めたいなと。準備はしていてゴロにならないように気をつけながらいきました」と周東。前日6日から2試合連続でスタメンから外れていたが、選手会長がここぞの場面できっちりと仕事した。自身4度目のサヨナラ打だが、代打では初めてだった。

 投手、野手全員がベンチで声をからし、決着とともに主役を囲むスタイルがおなじみとなってきた。攻守のミスを全員でカバーし合って、最後は勝ちゲームへと持っていっている。この日も初回2死で三塁手・栗原の失策が先制点につながったが、先発・有原が8回1失点と粘った。リリーフ陣も無失点でつなぎ、小久保監督は「勝てたのは投手陣のおかげ」とねぎらった。

 1―1の9回1死一塁では、川村が送りバントに失敗し、捕ゴロ併殺。指揮官は「学びの多い試合でしたね。川村はバントがうまくないのを分かっていて(代打を)使わずいった。ミスもいっぱいあったけど、成長する中で学びが大きい」と熱戦を振り返った。

 チーム一丸となって3連勝を飾り、3カードぶりの勝ち越しも決めた。貯金は今季最多タイ12とし、2位・日本ハムに今季最大となる4・5ゲーム差をつけた。小久保ホークスは1試合ごとに力をつけ、早くも独走態勢に入りつつある。 (井上 満夫)

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