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peco 頼もしい息子に「ryuchellも安心」願いは「自分のことが好きで最高だと思う大人に」

スポニチアネックス / 2024年5月9日 16時46分

他の受賞者のスピーチを笑顔で聞くpeco(撮影・小渕 日向子)

 憧れや目標となるママを選ぶ「第16回ベストマザー賞2024」授賞式が9日に都内で行われ、タレントのpeco(28)、元なでしこジャパンでタレントの丸山桂里奈(41)、歌手のBENI(38)、フリーアナウンサーの川田裕美(40)、モデルでタレントの優木まおみ(43)が出席した。

 5つに分けられた部門ごとに発表され、「芸能部門」peco、「音楽部門」BENI、「スポーツ部門」丸山、「文化部門」川田、「社会経済部門」優木がそれぞれ受賞した。

 笑顔で登場したpecoだったが、受賞した思いを聞かれると熱い思いがこみ上げた。「この度は、こんなにも光栄な賞を受賞させていただき本当にありがとうございます。23歳になった直後に息子が生まれてきてくれて、今5歳となった息子がここまで大きくなれるまで、私たち家族の中では本当に色々なことがありました。今日も帰って息子にガミガミ言ってしまうかと思うんですけど、私なりのやり方でたくさんの愛を伝えていけたらなと思います。私をママにしてくれた息子とryuchellにこれからも感謝していきたいと思います」と愛息子と天国のryuchellさんへの思いを涙ながらに語った。

 授賞式後の報道陣の取材に対し、息子は「本当にすんごくryuchell似ている。表情やとにかく優しい部分。私ではなくryuchellを受け継いでいるな」としみじみ。また、関西出身のpecoはせっかちだが、沖縄出身のryuchellさんに似て息子は「本当にのんびり屋さん。当たり前だけど、ホンマに血つながってんねんなと思います」と微笑んだ。

 長男は、自宅にあるryuchellさんの写真に向かって毎日声をかけているという。「ちゃんとryuchellがもういないことを現実として受け入れてくれています。本当にメンタルが強い子。前向きに過ごしてくれているので、本当に助かっています。息子が毎日ryuchellのことを思って元気に過ごしていることが(ryuchellも)一番うれしいだろうし、安心して見てくれていると思う。これからも私はその息子と進んでいくだけ」と頼もしい母の背中を示した。

 息子の将来は「職業とかはそうでも良い。自分のやりたいことでもいいし、自分のやりたいこととは別に仕事をするでもいい。、一つだけ願うのは自分のことが好きで、自分は最高だと思う大人になって欲しいと思います」とニッコリ。「本当にこれ以上の宝物はないのでryuchellには感謝です」と再度、ryuchellさんに感謝した。

 pecoは16年12月28日にryuchellさんと結婚し、18年7月11日には第1子となる男児が誕生。その後、22年8月に法的な夫婦関係を解消し「人生のパートナー」として暮らしていくことを、それぞれのインスタグラムで報告。「新しい家族の形」として離婚届提出後も長男と3人で暮らしていくとしていた。23年7月にryuchellさんが急死。突然の別れが訪れた。現在は5歳愛息のママとして子育てに奮闘している。

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