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豊島将之九段 藤井名人に3連敗で崖っ縁「早い段階で均衡が崩れてしまった」「まあジリ貧というか…」

スポニチアネックス / 2024年5月9日 18時8分

豊島将之九段(日本将棋連盟提供)

 将棋の藤井聡太名人(21)=王将を含む8冠=に豊島将之九段(34)が挑む、第82期名人戦7番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催)は9日、東京都大田区の羽田空港第1ターミナルビルで第3局2日目が行われ、豊島九段は95手で藤井名人に敗れ無念の3連敗。藤井名人に初防衛王手をかけられ、崖っ縁に立たされた。

 両者の対戦成績は藤井の24勝で豊島の11勝。第3局は36局目にして初めて雁木(がんぎ)になった。藤井による45手目、豊島陣の浮き駒・金を狙った端角で再開された対局は、藤井が竜を作って優勢に進めている。駒の損得は金銀交換で、銀を自陣へ埋めた豊島に対し、藤井は金を手駒にしている。手番も藤井のまま、62手まで進んだ。

 昼食休憩時には持ち時間9時間から藤井が4時間58分、豊島が6時間16分消費した。消費時間に1時間以上の差がついた。

 午後5時40分すぎに投了。豊島九段は終局後「中終盤ははっきり苦しい…(状況だった)」とはっきりとした口調で語った。雁木を選択したが「王様が近づいてきて、普通に棒銀にされて、収拾困難になってしまった」と回想。2時間以上の長考については「結果的にその前のところでまずかったのかなと思います」と語り、受ける形になった中終盤は「理由が手厚いので、まあジリ貧というか…」と苦しい戦いとなった対局について素直な思いを口に。後がなくなった第4局に向けて「早い段階で均衡が崩れてしまったので、もうちょっと保っていけるような感じで指せたらと思います」と前を向いた。

 勝てば藤井の初防衛が決まる、豊島九段にとっては崖っ縁となる第4局は18日(土)、19日(日)に大分県別府市「割烹旅館もみや」で行われる。

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