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元世界王者がバンタム級新王者・武居由樹を分析!今後の課題は一つだけ 「もっとやばい選手になる」

スポニチアネックス / 2024年5月9日 20時37分

王座獲得に号泣する武居(撮影・長久保 豊)

 プロボクシング元WBC世界フライ級王者の内藤大助氏(49)が9日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。6日に開催された東京ドームでのボクシング4大世界戦で、WBO世界バンタム級新王者に輝いた武居由樹(大橋)の試合を振り返った。

 元K―1王者でデビュー9戦目の武居由樹が、セミファイナルでWBO世界バンタム級王者のジェーソン・モロニーに挑戦。序盤から王者に有効なパンチを当てて、判定3―0で世界初挑戦で王座奪取。そして初のKー1とボクシング世界王者の2冠に輝いた。

 内藤氏は「俺が見た感じ王者が取ったのは2ラウンドぐらいで、他は武居選手がラウンドを取っていたと思うようなワンサイドの試合だった」と回顧。

 新王者の武居はハートが強いと評価した上で技術面では「ボディー打ちが上手いし、得意としている。今後は研究されるから警戒されるパンチになると思う。だから今後は倒す試合が少なくなるかもしれない」と今後についても語った。

 そして今後の課題は「スタミナ面だね」とひと言。「これでスタミナが付いたらもっとやばい選手になるし、もらわないボクシングをする戦いづらい選手になる」と今後の成長を期待した。

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