ヤクルト44歳・石川 新人から23年連続白星お預け…4回途中4失点KO チームは連敗

＜神・ヤ＞4回途中4失点で降板となる石川（左）（撮影・北條　貴史）

　◇セ・リーグ　ヤクルト2ー7阪神（2024年5月19日　甲子園）

　ヤクルトは阪神に2－7で逆転負けを喫し、2連敗。5カードぶりの勝ち越しはならなかった。今季3度目の先発となった石川雅規投手（44）は3回0/3、4失点で降板。史上初の新人から23年連続白星は、またしてもお預けとなった

　2点のリードの2回、無死二、三塁から梅野、木浪に2者連続で右犠飛を許し、同点に追いつかれた。

　さらに、2－2の4回には3連打を浴びて無死満塁のピンチ。押し出し四球で勝ち越しを許し、続く近本に右前適時打を浴びた。この回1死も奪えず、無念の降板。史上初の新人から23年連続白星はお預けとなった。

　打線は5回、8回と得点圏に走者を進めながらも決定打が出なかった。5月4日以来、11試合ぶりに「6番・二塁」でスタメン出場した山田は4打数無安打だった。

　8回にも3点を奪われ、チームは2連敗。5カードぶりの勝ち越しを逃した。