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笑福亭鶴瓶 阪神大震災直後に救いの手を差し伸べてくれた世界的名優「コンコンってノックして…」

スポニチアネックス / 2024年5月19日 18時41分

落語家の笑福亭鶴瓶

 落語家の笑福亭鶴瓶(72)が、19日放送のニッポン放送「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」(日曜後4・00)に出演し、阪神・淡路大震災直後の心温まるエピソードを明かした。

 1995年1月17日、淡路島北部を震源とするマグニチュード7・3の地震が起きた。関連死を含めて死者は6000人を超えた。

 鶴瓶は被災直後、レギュラー出演していたフジテレビ系「笑っていいとも!」に出演するため、交通が寸断される中でかろうじて東京へ。しかし、やはりスタジオ入りが遅れてしまったという。楽屋入りすると、ドアをノックする音が。開けてみると、目の前に立っていたのは、世界的人気俳優のロバート・デニーロだったという。

 「俺のところにコンコンとノックして、開けたらデニーロさんで。俺のところの前やからね、楽屋が。“あの人が(被害に)遭ったのか?”っていうんで、コンコンってノックして、開けたらデニーロさんで。通訳の人と、“何かあったら言ってくれ。いつでも行くから。何かできることがないのか”って俺に言わはった」。

 デニーロはその日、偶然にも「いいとも!」のゲストだったという。鶴瓶は「“震災で遅れているのか?彼は”って聞いたんでしょうね」と推測し、心優しい申し出に感謝していた。

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