「今の日本人の体の構造では160キロは無理」 ダルビッシュが日本球界にもたらした影響とは
スポニチアネックス / 2024年5月20日 12時12分
◇ダルビッシュ 日米通算200勝達成
今の日本球界はダルビッシュの影響がもの凄く大きい。10年オフには「今の日本人の体の構造では160キロは無理」と断言。同年にヤクルト・由規が161キロを計測しており、一部ファンから「その発言はおかしい」と突っ込まれていた。
それでも、球速が出やすいとささやかれていた神宮での記録と主張し、自らは肉体改造に取り組んだ。女性誌でも披露したモデル体形は、プロレスラーのような巨漢となり、メジャーでも一流と認められた。ここからだ。大谷、佐々木ら160キロをゆうに超える投手が出現し、今ではアマチュアでも150キロは珍しくない。
何を言われても迎合しない頑固さ。一方で、固定観念に縛られない柔軟さ。これこそがダルビッシュだ。
あの頃はメディアやファンを近づけないオーラを漂わせたが、後輩たちの面倒見のよさは抜群だった。海を渡ってから13年も経過した。記者も昨春から久々に北海道勤務となった。もう一度、北海道でダルを取材したい…、なんて思ったりもする。(08~11年日本ハム担当・横市 勇)
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