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日本ハム時代ダルビッシュの“専属捕手”鶴岡慎也氏が祝福「50歳まで現役バリバリで投げる姿を見たい」

スポニチアネックス / 2024年5月21日 1時33分

日本ハム時代の鶴岡捕手(左)とダルビッシュ投手

 ◇パドレス・ダルビッシュ 日米通算200勝

 日本ハム時代にダルビッシュの“専属捕手”として球を受け続け、昨年3月のWBCはブルペン捕手として侍ジャパンに参加した野球評論家の鶴岡慎也氏(43)が、本紙に祝福のメッセージを寄せた。ダルビッシュ登板時の115試合で先発マスクをかぶり、200勝の3割以上にあたる70勝(20敗)を2人のバッテリーで挙げた。

 本当に日米通算200勝達成、おめでとうございます。自分のことのようにうれしいです。長く一緒にバッテリーを組んできて、達成するものだと思っていたし、今日の投球を見たらあと何年、2桁勝利するんだろうと感じている。まだまだ通過点だと思います。

 ダルはめちゃくちゃ器用だから、もしこれからサイドスローとかやってもできると思う。以前にも「もし本当にダメになった時は、物凄く投げることに執着するかも」と言っていた。本当に50歳まで現役バリバリで投げる姿を見たいです。

 入団した当初は謹慎とかもあって、周りにバリアーを張っている感じは正直あった。でも、気遣いができて礼儀もしっかりしていた。当時、世間が見たダルと、僕が接していたダルはちょっと違ったかなと思います。今のメディアへの出方とかは180度変わってるし、年を重ねたからでしょうね(笑い)。

 今年1月にはテレビ番組の企画で米国での自主トレにも同行。インタビューも20分で終わろうとしたら「もう終わりですか?まだやりましょうよ」とサービス精神を見せてくれた。昨年のWBCにブルペン捕手で参加して、11年ぶりに球を受けたけど、つい最近まで球を受けていたような感覚に陥った。こういうスライダーの軌道だったなとかすぐに思い出せた。年はとったけど“やっぱ凄えな”って。20歳の時からパフォーマンスが変わっていないのが凄い。

 ダルは変化球投手だと思う。変化球で打ち取るのが好きだし、新しい変化球を投げたくてしょうがない。変化球投手が凄い真っすぐを投げられるって感じだから、そりゃ最強。確実に自分の実力ではできない経験をさせてもらった。一つだけ自分を褒めたいのは、ワンバウンドの球をよく止めたなってことかな。気の利いたサインを出したら喜んで投げてくるだろうなと思い「そういう攻めもするんだ、鶴さん」という感じの表情をしていることもあったね。

 大谷のいるドジャースを倒して優勝したい気持ちはあるんじゃないかな。同じ地区で意識しなければいけないチーム。ダルならやってくれると思います。(北海道日本ハムファイターズ元捕手)

 ≪ダルビッシュ 鶴岡氏は「僕のスタート」≫ダルビッシュはこれまでコンビを組んだ印象に残る捕手として、鶴岡氏の名を挙げた。日本ハム時代に115試合コンビを組んで70勝20敗。「やっぱり鶴岡さんだと思いますね。もうそこは忘れないですよ。僕のスタートなので。はい」と感謝した。若手時代を回想し「自分が結構フラフラしているというか、なめた態度をとっている中で、それをこう全然(怒ったりを)見せなかった」と苦笑い。「それをちゃんと我慢してくれて、自分を乗せるようにやってくれたというのが自分の成長できた理由だと思う」と話した。

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