1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

大谷翔平 無安打もタイブレーク走者で延長11回決勝ホーム踏みヤ軍に勝利 山本由伸は力投7回無失点

スポニチアネックス / 2024年6月8日 11時17分

<ヤンキース・ドジャース>延長11回、T・ヘルナンデスの先制打で生還するドジャース・大谷(撮影・光山 貴大)

 ◇インターリーグ ドジャース2-1ヤンキース(2024年6月7日 ニューヨーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が7日(日本時間8日)、敵地でのヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。敵地ファンから大ブーイングを受ける中、二ゴロ、中飛、一ゴロ、左飛、一ゴロと5打数無安打に倒れ、メジャー自己最多106球を投げ、7回2安打無失点の力投を見せた山本由伸投手(25)を援護できず。しかし、チームは今季最長タイとなった延長11回に大谷がタイブレークの走者としてT・ヘルナンデス外野手(31)の2点適時打で決勝のホームを踏み、激闘を制した。ドジャースは2連勝とし、ヤンキースの連勝は8で止まった。

 大谷は今季最多4万8048人の観客数を集めた敵地ファンの大ブーイングをかき消す活躍は見せられなかった。ヤンキースでは初回の守備中に先発の各野手に向けてロールコールが送られるのが恒例だが、初回の第1打席ではヤンキースファンがそのチャントを中断してまで大谷に大ブーイングを浴びせた。その中で大谷は先発右腕ポティートに徹底的に外角低めを攻められ、最後はフルカウントからシンカーを引っかけさせられて二ゴロに倒れた。

 0―0の3回2死一塁で迎えた第2打席も敵地ファンから大ブーイングの洗礼。ここは初球からシンカーを捉えた打球は速度112.8マイル(約181.5キロ)の痛烈な打球だったが、惜しくも中堅手の正面だった。

 両チーム得点なく迎えた5回の第3打席は2死一、二塁の先制機。大谷対策として投入された2番手左腕ゴンザレスに対し、1ストライクから2球目の外角スライダーを引っかけさせられて一ゴロに打ち取られた。8回先頭で迎えた第4打席は左腕ファーガソンの前に左飛。山本を援護することができなかった。

 タイブレークに突入した延長10回は2死一、二塁で第5打席を迎えたが、打球速度107.8マイル(約173.4キロ)の痛烈な打球は一塁手リゾの正面でまたしても山本を援護できなかった。

 大谷は前日6日のパイレーツ戦は6打数1安打3三振。昨年の6月は日本選手では最多となる月間15本塁打と大暴れだったが、今季は6月に入ってからここまでの5試合で21打数5安打で打率.238、1本塁打2打点。しかも、21打数で10三振とやや苦しんでいる。

 ヤンキースタジアムでは過去13試合で打率.130ながら6安打のうち4本が本塁打。2021年には4試合で3発、元祖二刀流ベーブ・ルースが本塁打を放った旧ヤンキースタジアムのこけら落としから、ちょうど100周年の記念日に行われた昨季の試合でも1発を放っている。米メディアも東西の名門球団の対決を前に特集記事を組むなど、大谷とジャッジの今季初対決に注目が集まっていた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください