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松下奈緒「粉もんをバカにしてはアカン」 池上季実子、大谷監督と粉もん論争 主演映画舞台あいさつ

スポニチアネックス / 2024年6月8日 15時11分

大阪市内で映画「風の奏の君へ」の舞台あいさつに登壇した(左から)池上季実子、松下奈緒、大谷健太郎監督※記者撮影

 女優の松下奈緒(39)が8日、大阪市内で公開中の主演映画「風の奏の君へ」(監督大谷健太郎)の舞台あいさつに登壇し、共演の池上季実子(65)、大谷監督と粉もんで論争になった。

 作品の舞台、岡山県美作市。同市出身の作家あさのあつこ氏の小説を原案に、同市出身の大谷監督が撮影した。舞台あいさつでは当地名産のブドウのおいしさについて称賛し合った後、カキの入ったお好み焼き「カキオコ」について、池上が「(京都育ちの)関西人なんで、お好み焼きを食べる。でもちょっと、大阪のお好み焼きとは違う」と発言。ロケ中は撮影が多忙で3食ロケ弁だったため撮影後、岡山を巡ったと回想。そこで出合ったカキオコのカキの量が予想外に多く、味も濃厚だったと振り返った。

 これに大谷監督が、カキは広島名産のイメージが強いが「岡山もおいしい。同じ瀬戸内海ですから。広島のここからだけがおいしい訳じゃない」と同意。お国自慢の意図もあったろうが、割って入った松下がなぜか「大阪の粉もんをバカにしてはアカンですよ。怖いですよ、この話は」と混ぜ返した。

 兵庫県川西市出身の松下。池上と同じ関西人として、「私は多分(大谷監督が)ケンカ売ってると思った」と黙っていられなかったようだ。

 「(大谷監督は)バカにはしてない。バカにはしてないけど、ちょっと違うと言うてるだけなんよ」。大女優は京都弁で場の空気を取りなし、「だから大阪のお好み焼きにカキを増し増しにしたらあんな感じ。大丈夫。私は阪神タイガース(ファン)なんで」。最後は郷土愛を強調して締め、論争を引き取った。

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