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【高校野球】名門横浜が異例の抜てき「2年生主将」で夏勝負 阿部葉太「神奈川には横浜がある」

スポニチアネックス / 2024年6月8日 15時35分

横浜・阿部主将(左)と慶応・佐伯外野手

 第106回全国高校野球選手権(8月7日から17日間、甲子園)の神奈川大会(7月5日開幕)は8日、組み合わせ抽選を行った。

 昨夏の甲子園で107年ぶりに優勝した慶応は平塚工科―横須賀学院の勝者と2回戦を戦う。春季県大会で優勝した武相は横浜緑園・横浜旭陵―海老名の勝者と2回戦を戦う。選手宣誓の大役は川崎北の佃陵太主将(3年)が担当することが抽選で決まった。

 昨夏は決勝で慶応に敗れた横浜は異例の2年生主将で夏に挑む。5月から主将に就任した阿部葉太外野手(2年)は「去年は(慶応に)負けて何としても来年は、という思いで新チームがスタートして、ようやくこの時期が来た。とにかく勝てば官軍じゃないですけど“神奈川に横浜があるぞ”という大会にしたい」と意気込んだ。

 5月に異例の2年生で主将に就任にも「チームを変えていくというふうに任されたのでプレーの面でも引っ張っていきたい。どちらにしろ秋は自分が引っ張っていかないといけないと思っていた。(主将指名は)素直に受け入れるというか、託されたからにはしっかりやりたい。チームが勝つために必要なことをドンドン言っていきたい」と堂々と夏を見据えていた。

 投打にタレントがそろう東海大相模と横浜がV争いの中心。東海大相模は左腕・藤田が急成長中で、横浜は椎木が攻守の要。夏の甲子園連覇を目指す慶応や、昨秋優勝の桐光学園、今春の神奈川を制した武相にも注目だ。

 大会には168チームが参加し、保土ケ谷球場、大和スタジアムなど12球場で試合が行われる。甲子園出場が決まる決勝は7月24日に横浜スタジアムで午後2時から実施される。

 ▽横浜 1942年(昭17)創立の神奈川県の私立校。男子校から20年に共学化。野球部は98年に松坂大輔(本紙評論家)らを擁して甲子園春夏連覇を果たすなど通算36度出場し60勝、5度の優勝を誇る名門。筒香嘉智(レンジャーズ3A)ら数多くのプロ野球選手を輩出。歌手で「ゆず」の北川悠仁らがOB。

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