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【車いすテニス】小田凱人が全仏制覇 4大大会4勝目「こうなったらパラリンピックも勝つ」

スポニチアネックス / 2024年6月8日 20時13分

テニスの全仏オープン車いすの部男子シングルスで、2連覇を果たしトロフィーを手に笑顔の小田凱人(AP)

 ◇テニス全仏オープン第14日(2024年6月8日 パリ・ローランギャロス)

 車いすの部男子シングルス決勝で第2シードの小田凱人(18=東海理化)が第3シードのグスタボ・フェルナンデス(30=アルゼンチン)を7―5、6―3で破り、連覇を達成した。4大大会は1月の全豪に続く2連勝で通算4勝目。同一年に五輪かパラと、全4大大会で優勝する年間ゴールデンスラムにも前進した。

 連覇を決めると、小田はラケットを投げて両拳を突き上げた。相手は4大大会5勝を誇り、クレーコートを得意とするベテラン。第1セットを1時間を超えるの激戦の末に先取すると、第2セットは第1、5ゲームをブレークして主導権を握った。1回戦から全4試合をストレート勝ち。圧倒的な強さを示し「2連覇しちゃったという感じ。ベストなテニスができた。こうなったらパラリンピックも勝つしかない」と同会場で開催されるパリ・パラリンピックでの優勝を宣言した。

 コート内外で魅せることを意識し、髪形はサッカーイングランド代表ベリンガム(Rマドリード)をイメージしている。この日のコートは観客席の少ない14番コート。「僕の試合は英語で言うと、マッチじゃなくてショーだと思っている。今日の試合を見て“あいつの試合はシャトリエ(ローランギャロスのセンターコート)でやる価値があるな”と思ってもらえればうれしい」とパラリンピック決勝のセンターコート開催を熱望した。

 決勝前日には自身の名前の由来となった凱旋門を訪れ、必勝を祈願した。1月の全豪に続くVで、過去に88年のグラフ(ドイツ)、車いすで21年のデフロート(オランダ)の女子2人しか達成していない年間ゴールデンスラムにも前進。「パリの街にはだいぶ前から運命を感じている。また凱旋門を見に行きたい」。パラリンピック王者となり、凱旋門に凱旋する青写真を描いた。

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