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大谷翔平 全米中継の名門対決第2戦で適時打の存在感 ヤ軍に記録的大勝で勝ち越し ジャッジ2発も空砲

スポニチアネックス / 2024年6月9日 12時7分

ドジャース・大谷

 ◇インターリーグ ドジャース11-3ヤンキース(2024年6月8日 ニューヨーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が8日(日本時間9日)、敵地でのヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。第2打席に左前適時打を放ち、6日のパイレーツ戦の第1打席以来12打席ぶりにHランプを灯し、4打数1安打1四球だった。ヤンキースはアーロン・ジャッジ外野手(32)が両リーグトップの22、23号を放つなど、MVP対決として注目された名門同士の3連戦第2戦も先発全員の11安打で今季9度目の2桁11得点を奪ったドジャースが勝利し、カード勝ち越しを決めた。ドジャースがヤンキースから10得点以上奪うのは、1978年のワールドシリーズ第1戦(◯11―5)以来46年ぶりとなった。

 6月に入って湿っていた大谷のバットから快音が響いた。1―1の3回1死一、三塁で迎えた第2打席。左腕コルテスにカウント2―2と追い込まれたが、最後はボール気味の外角直球を左前に軽打し、チームに勝ち越し点をもたらした。安打は12打席ぶり、適時打は5月29日のメッツ戦以来8試合ぶりとなった。

 大谷が適時打を放った直後にはジャッジが負けじと左翼に22号を放って同点に追いつくなど全米に中継された一戦で両者が見せ場をつくった。しかし、ドジャースは5回にE・ヘルナンデスがソロ本塁打を放って勝ち越すと、8回には先制のソロ本塁打を放っていたT・ヘルナンデスが15号満塁弾。T・ヘルナンデスはこの日6打点の大暴れで本塁打でもチームトップの大谷に並んだ。

 9回2死一塁から大谷が四球を選ぶと、フリーマンが2点適時打を放つなど3点を加えて快勝。大差がついたため、ヤンキースは最後は野手を登板させて“白旗”を上げた。

 メジャー移籍した2017年オフに続き、FAの目玉だった昨オフも獲得が実現しなかったヤンキースのファンからは3連戦初戦から大ブーイングの洗礼を受けた。ヤンキースでは初回の守備中に先発の各野手に向けてロールコールが送られるのが恒例だが、そのチャントを中断してまで第1打席に向かう大谷に大ブーイング。しかし、ブーイングをはね返す活躍は見せられず5打数無安打に終わり、過去2度月間MVPを受賞した6月に入って打率.192、1本塁打2打点と苦しんでいる。しかも26打数で10三振と三振が多いのも心配な状況だ。それでも前日の8回の左飛、延長10回の一ゴロも紙一重の打球とあり、デーブ・ロバーツ監督は「2つのいい打席があった。彼は大丈夫だ」と強調していた。

 ヤンキースタジアムでは過去13試合で打率.118ながら6安打のうち4本が本塁打。2021年には4試合で3発、元祖二刀流ベーブ・ルースが本塁打を放った旧ヤンキースタジアムのこけら落としから、ちょうど100周年の記念日に行われた昨季の試合でも1発を放っている。米メディアもドジャースのベッツ、フリーマン、ヤンキースのジャッジ、スタントンと大谷を含めてMVP経験者5人が集結した東西名門球団の対決特集記事を組むなど、全米で注目が集まっていた。

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