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ド軍指揮官ご満悦 ヤ軍相手に46年ぶり2桁得点快勝「10月にまたこの戦いができることを願っている」

スポニチアネックス / 2024年6月9日 13時17分

<ヤンキース・ドジャース>勝利し、ロバーツ監督(左から2人目)とタッチを交わすドジャース・大谷(左)(撮影・光山 貴大)

 ◇インターリーグ ドジャース11-3ヤンキース(2024年6月8日 ニューヨーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が8日(日本時間9日)、敵地でのヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。第2打席に左前適時打を放ち、6日のパイレーツ戦の第1打席以来12打席ぶりにHランプを灯し、4打数1安打1四球だった。ヤンキースはアーロン・ジャッジ外野手(32)が両リーグトップの22、23号を放つなど、MVP対決として注目された名門同士の3連戦第2戦も先発全員の11安打で今季9度目の2桁11得点を奪ったドジャースが勝利し、カード勝ち越しを決めた。ドジャースがヤンキースから10得点以上奪うのは、1978年のワールドシリーズ第1戦(◯11―5)以来46年ぶりとなった。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督はヤンキースを圧倒した打線について「翔平は振ることから始まる。でも他にいる多くの打者はストライクゾーンを見極めボールを見ていく選手もいる。(6打点を挙げた)T・ヘルナンデスもオンデックサークル(次打者席)に入ったらすぐにスイングできる。我々のラインナップにとって異なるピースはフロントオフィスの意図的なものであり、フィットしている」とうなずいた。

 敵地にもかかわらず、多くのドジャースファンがヤンキースタジアムで声援を送ってくれたことには「良かったね。本当に楽しかった。ヤンキースタジアムを占拠するなんて滅多にないことだからね」と笑顔。「今の選手たちはこの両チームの歴史をどの程度知っていると思うか」と問われると「彼らはフランチャイズの歴史を尊重している。過去のワールドシリーズでは素晴らしい戦いがあった。10月にまたこの戦いができることを願っている。(もしこれが10月の試演だとしたら満足か?)そうだね。絶対にね(笑い)」と上機嫌だった。

 6月に入って湿っていた大谷のバットから快音が響いた。1―1の3回1死一、三塁で迎えた第2打席。左腕コルテスにカウント2―2と追い込まれたが、最後はボール気味の外角直球を左前に軽打し、チームに勝ち越し点をもたらした。安打は12打席ぶり、適時打は5月29日のメッツ戦以来8試合ぶりとなった。

 大谷が適時打を放った直後にはジャッジが負けじと左翼に22号を放って同点に追いつくなど全米に中継された一戦で両者が見せ場をつくった。しかし、ドジャースは5回にE・ヘルナンデスがソロ本塁打を放って勝ち越すと、8回には先制のソロ本塁打を放っていたT・ヘルナンデスが15号満塁弾。T・ヘルナンデスはこの日6打点の大暴れで本塁打でもチームトップの大谷に並んだ。

 9回2死一塁から大谷が四球を選ぶと、フリーマンが2点適時打を放つなど3点を加えて快勝。大差がついたため、ヤンキースは最後は野手を登板させて“白旗”を上げた。

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