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「光る君へ」周明・松下洸平 初大河で中国語の試練!半分以上…台詞量に驚きも「感謝」ネット絶賛の語学力

スポニチアネックス / 2024年6月9日 20時47分

大河ドラマ「光る君へ」第23話。謎めいた周明(松下洸平)の過去は…(C)NHK

 俳優の松下洸平(37)がNHK「光る君へ」(日曜後8・00)で待望の大河ドラマ初出演。宋の見習い医師・周明(ヂョウミン)役で新章「越前編」開幕(第21話、5月26日)とともに初登場し、作品に新風を吹き込んでいる。主演・吉高由里子(35)との“最愛コンビ”や謎めいたキャラクターがSNS上で話題沸騰。半分以上を占める中国語の台詞に苦労しながらも「役者冥利に尽きます」「一つ大きな試練を与えてくださった」と感謝している。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

 松下が演じる周明は、朱仁聡(ヂュレンツォン)(浩歌=ハオゴー)らと越前へ。まひろ(吉高由里子)に宋語を教え、2人は親密になる。

 松下は意外や今作が大河デビュー。“八郎沼”現象を巻き起こし、視聴者の心をわしづかみにした19年度後期の連続テレビ小説「スカーレット」の制作統括・内田ゆき氏、演出・中島由貴監督と再びタッグを組んだ。吉高との共演は、反響を呼んだ21年10月期のTBS金曜ドラマ「最愛」以来、約2年半ぶり。

 流暢な宋語も話題だが、本人は同局を通じてコメントし「周明は宋から訪れた見習い医師という設定ですが、台詞の半分以上が中国語だったことがビックリしました(笑)」と驚きを隠さない。「日本語にはない発音が多くて大変な部分もありましたが、オリジナルキャラクターである周明にリアリティーを与えるためにも、言語の習得が最も大切なポイントだと感じ、先生のご指導の下、準備を積み重ねました」と特訓を明かした。

 「このような一筋縄ではいかない配役を頂けたのは役者冥利に尽きますし、色々な方のお力を借りて中国語での芝居も何とか乗り越えることができて、本当に良かったなと思っています。大河ドラマ初出演で、一つ大きな試練を与えてくださったことに感謝しています」

 インターネット上にも「松下洸平さん、これまでにも何か中国語の学習歴があったのかな。もし、この役のセリフのためだけであのレベルの発音をしているのなら、相当なレッスンをしたのだろう」「このためにあの長台詞込みの中国語を学ばれたのだとしたら、やっぱり相当耳が良いし言語のセンスがある」「NHKの中国語講座やってくださいという気持ち」などと絶賛の声が相次ぐ。

 初体験の現場については「大河ドラマには何だか“独特の緊張感が漂う厳しい場所”というイメージを勝手に持っていましたが、主演の吉高さんを筆頭にとても明るい方々に囲まれ、和気あいあいとした現場でした」と180度違う印象。「以前のドラマでご一緒させていただいた俳優さんやスタッフさんとの再会もあり、温かい雰囲気に包まれた中で撮影に臨むことができ、とてもうれしく思いました」とリラックスしているようだ。

 この日の第23話。周明は12歳の時、口減らしのため海に捨てられるなど、壮絶な過去が明らかに。「対馬で生まれながら、一人の宋人として生きねばならない複雑な宿命を背負った青年。彼は自分の居場所や拠りどころがないことに対する葛藤や苦しみをずっと抱いて、生きてきたのだと思います。日本に帰ることはできないし、けれども生粋の宋人でないことも理解しているはず。宋で優しい薬師に出会い、何とか生きる術は身につけましたが、自分には故郷や帰る場所がないことを心のどこかで引きずり、それに対してコンプレックスを持っているのではないかと思いました。周明が抱える葛藤や壮絶な過去、影のある人物像が少しでも伝わるといいなと思いながら、彼を演じていました」と役作りの一端を語った。

 この日はさらに、まひろと左大臣・藤原道長(柄本佑)につながりがあると知る。朱に報告し「うまく取り込んで左大臣に文を書かせます。朱様のお力になれすよう」「事が成就したなら私を宰相様の侍医にご推挙ください」と野心もあらわにした。

 キーパーソン・周明&松下の一挙手一投足に目を凝らしたい。

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